遅ればせながら、
新年あけましておめでとうございます。
この ” ごきげんなひょうろくだま ” のように、ニコニコ愉快に、そして健康に1年を過ごせるよう2人でがんばってまいりますので、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年は新たに、芦屋での展示会を5月に予定しております。
今年の展示会の予定は、近日中にホームページ上でご案内させていただきますので、いましばらくお待ち下さい。
(Ku)
岡山の古民家で暮らす木工家の日常
遅ればせながら、
新年あけましておめでとうございます。
この ” ごきげんなひょうろくだま ” のように、ニコニコ愉快に、そして健康に1年を過ごせるよう2人でがんばってまいりますので、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年は新たに、芦屋での展示会を5月に予定しております。
今年の展示会の予定は、近日中にホームページ上でご案内させていただきますので、いましばらくお待ち下さい。
(Ku)
ここ数日の間に急に冷え込むようになり、” 半纏 ” を出そうかどうか迷っているところです。あまり早くから着始めると、もっと寒くなってから寂しいし … 。
さて、今度の週末は、倉敷のアイビースクエア内で開催される「アイビーバザール」に出展します。
焼き物、ガラス、布、革、金工、絵、木工などのさまざまな分野の作り手のみなさんが、趣のある煉瓦づくりの会場(アイビー学館)に集まります。
「IVY Buzzurl(アイビーバザール)」
於:岡山県倉敷市 倉敷アイビースクエア内「アイビー学館」
2017年11月25(土)、26(日) 9:00~17:00
建物内なので、雨天でも開催されます。
今年の私たちの出展ブースは、No.10です。
会場内に案内板がございますので、是非、おいでください。
ところで、アイビースクエアには、それはそれは立派な「メタセコイア」が2本そびえ立っていました。
先頃、そのうちの一本が、施設のリニューアルのために伐採されてしまったとのこと。(この写真には写っていない、右側にあったもう一本のメタセコイアが無くなってしまったようです。)
会場周りのこの風景はずっと変わらないだろうと思っていただけに、その話を聞いたときはほんとうにびっくりしました。
今の時代、「変わらないこと」はなかなか難しいのかもしれません … 。
「相変わらず」の私たちは、会場でのんびりお待ちしておりますので、どうぞ安心してお越し下さい。
(Ku)
倉敷での展示会が無事終わりました。
脚をお運びくださった皆様、ありがとうございました。
今回は、台風の襲来に右往左往した展示会となりました。
まず、搬入直前の21号。
10月23日(月曜日)がギャラリーへの搬入予定日だったのですが、当初の予報では近畿地方への最接近がまさにその23日となっており、どうなることかとかと … 。
とりあえずギャラリーにたどり着けることを前提に、カッパやら着替えやらタオルやら … 風雨の中での搬入を覚悟してその日を待ちました。
その後、台風の速度が若干早まり、23日の出発時(朝7時頃)には台風は通り過ぎて雨もやみ、倉敷に着いた時には汗ばむような陽気に。
グズグズとした雨天続きだったそれまでとは打って変わり、展示会が始まると「これぞ秋晴れ!」といった晴天に恵まれました。
会期中、こんな秋空が続くかと思われた週半ば、また怪しげな天気予報が … 。
そう、台風22号が発生したのです。
しかも、21号と似たような進路をたどり、中国近畿地方への最接近はまさに最終日(=搬出日)の可能性が高いとのこと。台風の中での最終日や搬出は、あまり嬉しくはありません。
展示会終盤の土日は朝から雨となりましたが、さいわいこちらの台風も、進路がやや南にずれたことと、速度が速まったことで、風はほとんど吹かず、日曜日の展示会終了時刻を迎える頃には雨もやみ、またもや雨に濡れることなく搬出作業を行うことができました。
搬入・搬出ともに台風の接近に見舞われるという状況でしたが、おかげさまで紙一重の差で台風の影響から逃れることができました。
以下、お天気の良かった前半に撮影した写真を何枚か。
今回の展示の様子です。
土間にはゲートレッグテーブル、大きな櫃などを、座敷にはDMでご紹介した隅切りの棚や、定番の椅子、積み重ねの棚などを展示しました。
今年は会期を例年よりも少し早めたため、ギャラリーのオーナーさんが育てている「蝶豆」が青々と茂っていました。
会期を早めたとはいえ、展示を終える夕方6時になれば、すでにあたりは夕暮れを迎えています。
ライトアップされた「大原美術館」。
「今夜は何を食べようか」、などと相談しながら歩く、人気の少なくなった夕方の倉敷川沿いも好きな風景のひとつです。
今月25,26日、アイビースクエアで開催される「アイビーバザール」に出店するため、再び倉敷へ出掛けます(ご案内はまた改めて)。
「さすがにもう台風は来ないよね」などと他の出展予定の作家さんと笑って話したものの、そこは油断大敵。
観測記録上最も遅く発生した台風は、12月30日(2000年)だそうです(早くは1月2日だとか)。
こんどは台風が来ませんように!!
(Ku)
汗ばむような暑い日があったり、肌寒いような日があったりで、まだまだ大活躍の半袖Tシャツに加えて長袖トレーナーを慌てて引っ張り出したりと、衣替えのタイミングに悩んでいます。
そのためタンスに収まりきらない衣類が何枚かあり、なんだか少々乱雑な感じがする我が家です。
そうこうしているうちに、早いもので、もう10月も半ばを迎えました。
お知らせが少々遅くなりましたが、来週24日(火)からは倉敷での展示会です。
おかげさまで、今年で13回目を迎えます。
DMの写真は、このブログで7月にも紹介しました「隅切りの棚」です。
このほか、天板の広さを変えることができる「ゲートレッグテーブル」や、新たに製作した中サイズの仏壇(完成間近です)、定番の椅子、スツール(スツールは昨年から少々改良を加えました)などを展示する予定です。
いつものように、家具に加えて、額、トレイや、ボタン、モビールなどのコモノも展示販売いたします。
注文製作や、お持ちの家具の修理・リフォーム等も承りますので、お気軽にご相談ください。
まだポスターの制作などの細かい準備や、梱包作業などが残っています。
これからの1週間は、準備で少々ハードになりそうですが、会場でたくさんの方々にお会い出来ることを楽しみにしてがんばりたいと思っています。
それでは、会場にてお待ちしております!!
(Ku)
先日、垂水で打合せがあったのですが、ちょっと早めに出掛けて明石の天文科学館に行ってきました。
明石近辺を通るときや、天気の良い日は淡路からも建物は見えるのですが、中に入るのは本当に久しぶりです。
前回来たのはまだ学生時代だったような(かれこれ二十数年前?) … 。
当然、科学館の展示内容もずいぶん様変わりしていて、見応えも十分でした。
そして、プラネタリウム。
こちらのプラネタリウムは、1960年に稼働を始め、現役で働いている機械としては日本最古のものだとか。
コンピュータを使わずに、モーターと歯車とランプとレンズだけで、四六時中の、しかも世界中の星空を再現出来る機械を作り上げた当時の技術に驚くばかりです。
昔ながらのアナログチックな姿になんだかほっとしながら席に着くと、ほどなく開演。
ドームの中に夕暮れが訪れ、一番星が輝き始めます。
実は、昔初めて2人で来たときに、どうも私が上映中にウトウトしていたようで、いまだに「グーグーいびきをかいて寝ていた!」と言われます(いびきをかいた記憶はないのですが … )。
でも、快適な空調、ゆったりしたリクライニングシート、心地よい解説員の方の説明はまるで寝かしつけのお話のよう。そして頭上には心安まる星空が … 。
そんな状況で「寝るな」という方が無理のような気もするのですが、今回は上映内容の方に興味を惹かれ、最後までしっかりプラネタリウムを楽しみました。
水曜日(13日)、夕方工房を出ると、空一面に真っ赤な夕焼けがひろがっていました。
あんまりきれいだったので、カメラを向けました。
さて、現在台風18号が近づいて来ています。
昨日は、工房の機械にブルーシートを掛けるなどの備えをしてきました(風向きによってはスレート屋根の隙間から雨が吹き込むので)。
どうも日本を縦断するようですが、大きな被害が出ないよう願っています。(Ku)
毎日毎日、暑~い日が続いています。
ぬる~い風を送ってくれる扇風機と、お風呂に垂らす「ハッカ油 」、それと、寝るときのアイスノンで、今年もなんとかこの夏をやり過ごそうとしている私たちです。
例年だと、お盆を過ぎると、朝晩は多少は涼しくなるのですが、さて、今年は・・・?
前回から少々間が開いてしまいましたが、新作の紹介「第2弾」をお届けします。
今回は、今年4月のサンコアさんで展示したお仏壇です。
これまでの定番の作品のひとつに、幅30cmほどの『 厨子 』があります。
この『 厨子 』は、お仏壇としては、小さなお位牌や、故人の思い出の品などを納めてお祀りすることを想定し、リビングなど、置き場所を選ばないよう、あえて小さめにしています。
ただ、お位牌の他に、ご本尊や、他の仏具も納めるにはやや小さいので、今回、より一般的なお祀りができるような、もう少し大きいサイズのものを製作しました。
寸法(外寸)は、幅700×奥行415×高765mmです。
材料は、栓(せん)。拭漆仕上げです。
全体的にチラチラしている模様は、「 縮み杢 」という、年輪 とはまた異なる木の模様で、漆を塗ることで美しく際立っています。
すべての栓の木にこのような紋様が現れるわけではなく、今回、特にこのような模様を持つ材料を選んで製作しました。
扉を開くと、中には 取り外し可能な ” 須弥壇 ” と、 ” 引き出し ” 、 ” 膳引き ” があります。
正面に見える ” 向こう板 ” には「 玉杢 」のきれいな材(こちらも ” 栓 ” です)を使用しています。
天板は、稜線のある緩やかな曲面としました。
扉の外側は平面ですが、内側は曲面に仕上げてあります。
お仏壇は通常、扉を開いたままにしておくので、柔らかな雰囲気が出るよう、内側は曲面を多く用いたデザインとしています。
扉を閉じると、逆に直線的なデザインが前に出るので、リビングなどに置いていただいても違和感は無いと思います。
最近では、昔ながらの仏間を用意することは難しい場合が多いと思います。
家具工房として、現代の生活に溶け込むような祈りの空間をつくるお手伝いもできれば、と考えています。
(Ku)