満開の梅

今日は日なたに出るとポカポカするような陽気で、そろそろウグイスの声も聞こえてきそうです。

今、ご近所のお庭で梅の花が満開です。

梅が満開のご近所のお庭
梅が満開のご近所のお庭

「しだれ梅」「南高梅」など、数本の梅の木が、ピンクや白の花を枝いっぱいに咲かせています。

お庭には良い香りがあふれ、ミツバチも梅の花の周りで忙しそうに働いています。

「しだれ梅」の花
「しだれ梅」の花

梅の花の花びらは、一重のものは5枚なのだそうですが、これはずいぶん数が多そうです。

濃い紅色の ”がく” の上にピンク色の ”花びら” が重なり合い、その中央からたくさんの黄色い ”おしべ” が伸び… 。

ひとつひとつの花を近くでじっくり見てもとてもきれいです。

紅梅、白梅が重なり合ってきれいです
紅梅、白梅が重なり合ってきれいです

純白の白い花もとてもきれいです。

こちらの梅では実も獲る予定なのだそうです。

まだまだつぼみもたくさん残っていて、しばらく楽しませていただけそうです。(Ku)

雪が降ったり、霰が降ったり、鳥が捕れたり…

ここしばらくブログの更新がついつい後回しになり、気がつけば前回から1ヶ月以上たってしまいました。

こんなつたないブログにもかかわらず楽しみにしてくださっている皆様、これからはもう少しがんばって更新していきたいと思っていますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

さて、ここ1ヶ月を振り返って一言で表してみると、「雪が降ったり、霰が降ったり、鳥が捕れたり…」といったところでしょうか。

今冬は、鳥取など普段大雪が降らない地域での積雪がニュースになりましたが、淡路でも久しぶりに雪がうっすらと積もりました。

2017年1月20日、霰で真っ白に。
2017年1月20日、霰で真っ白に。

上の写真は雪ではなく、霰です。

この冬は、” 雪 ” よりも、霰が印象的です。

バラバラバラ…ッ」というものすごい音といっしょに霰が降り、辺り一面が真っ白になったことが2,3回ありました。

2017年1月24日、霰混じりの雪
2017年1月24日、霰混じりの雪

これは、霰混じりの雪。

痛そうな雪でした。

そして、鳥。

先日、庭に出てみると、どこかで「バサバサ…」と音がします。

工房の庭には、ヒヨドリやモズをはじめいろいろな鳥が来て、いろいろなものを突っついていきます。

またその辺で鳥がいたずらをしているのだろうと思いましたが、飛び立つ様子も無く、どうも飛び立てないで困っているような音です。

音がする方向を探してみると、いました!!

工房の庭のキンカンは、今年もたくさんの実を着けているのですが、鳥がつつくので、網をかけています。

その網の中に…

キンカンの網の中に鳥が!!
キンカンの網の中に鳥が!!

隙間の無いようにきっちり網を掛けたつもりだったのですが、どこかから入り込んでしまったようです。

このあと、無事に出て行きました
このあと、無事に出て行きました

「ヒヨドリ」だと思っていたのですが、今調べてみたところ、どうも「ヒヨドリ」ではなく、「エゾビタキ」という鳥によく似ています。

「エゾビタキ」は夏はシベリアやカムチャツカ、冬はフィリピン等で過ごす渡り鳥で、渡りの途中に日本に飛来するそうです。

立ち寄った淡路島でついキンカンの実に誘われてしまったのでしょう。

このあと、網の下にできた隙間から出て飛んで行きました。

食いしん坊の鳥さん! 無事に目的地へ飛んで行ってね!!

(Ku)

 

 

今週末、もういちど倉敷へ。

おかげさまで、今回で12回目を迎えた倉敷での展示会も無事に終了いたしました。

天候にも恵まれ、搬入から搬出、そして淡路への帰着まで、とても順調に行うことができました。

直前までのぽかぽか陽気とはうって変わり、初日から急に冬に変わったかのような冷え込みでしたが、たくさんのお客様に脚を運んでいただき、とても充実した1週間を過ごすことができました。

ありがとうございました。

倉敷での展示の様子-1 (2016)
倉敷での展示の様子-1 (2016)

日が暮れて外が暗くなると、古民家を改装したギャラリー内の落ち着いた雰囲気がいっそう引き立ちます。

写真奥に展示してあるのが、今回ご案内のDMで紹介しました 『 積重ねの棚 』 です。

DMの写真は3段を重ねた状態でしたが、今回は5段積み重ねて展示しました。

倉敷での展示の様子-2 (2016)
倉敷での展示の様子-2 (2016)

写真左奥の収納棚は、今年6月の淡路での展示会の際にご注文をいただいたものです。

「 実家を取り壊す際に、造り付けの棚から取り外して持ち帰ったガラス戸を活かした家具を」 というご相談を頂いて製作した収納棚なのですが、納品直前のものをご無理をお願いして展示させていただきました。

この収納棚については、また後日改めて紹介させていただく予定です。

淡路に帰り、ここ数日は、展示会前にバタバタとちらかし放題だった工房や家の中を片付けたり、後回しにしていた畑の手入れなどを行っていたのですが、今週末、もういちど倉敷へ出掛けます。

2016年アイビーバザールのご案内
2016年アイビーバザールのご案内

私たちにとっては、今年最後の展示の場になる、「IVY Buzzurl 」(倉敷アイビースクエア内)に参加いたします。

陶芸、ガラス、金工、布、革、花、絵、木工など、様々な分野の作り手約40組が、歴史ある煉瓦造りの建物内に集います。

10番ブースでお待ちしておりますので、紅葉が見頃を迎えた秋の倉敷観光を兼ねて、ぜひ脚をお運びください。 (Ku)

 

夏、本番ですね。

今日から8月。

日中は毎日蒸し暑く、しなびたキュウリみたいになっている私たちですが、今年は夜は過ごしやすく、ありがたいことに ”寝苦しさ” からはほぼ解放されています(今のところは…)。

さて、ここしばらくご注文品の製作に励んでおりましたが、それらの作品について順次紹介させていただきます。

今回はコモノです。

私の定番の作品に、「熱っ」、「風」などの文字や、カメ、エビなどの絵柄の鍋敷きがあるのですが、それらをご覧になったお客様から、「ヨット」と「イカリ」というお題で、鍋敷きのご注文をいただきました。

デザイン画での打合せを経て、先日納品させていただきました。

ヨットのなべしき
「ヨット」のなべしき

海を進むヨットの躍動感が出るように、曲線を使って船体と波を表現しました。

「錨」の鍋敷き
「錨」の鍋敷き

「イカリ」については、「ロープまたは鎖付きで」というご要望でしたので、ロープがイカリに巻き付く角度と、質感の違いを出すことに工夫をしました。

私の製作している鍋敷きは、円の中に文字や絵柄を残すデザインなので、強度を保つために、きちんと周囲と接する部分を作る必要があります。

自然とデザインに制約が生じ、その中で、形や、部分的な質感の違いをしっかり出していくのが工夫のしどころです。

名前や家紋、お好きな花や物など、ご要望に応じたデザインで製作いたしますので、お気軽にご相談ください。

「ソライロ」展
「ソライロ」展

さて、この夏も、南あわじ市の「そらみどう」さんで開催されている夏のイベントに参加させて頂いております。

今年のテーマは「ソライロ」。

「ソライロ」は、そらみどうさんのロゴにも使われているテーマカラーで、今年で10周年を迎える記念のイベントでもあります。

空の青、海の碧…。

できるだけ色を使わずに「ソライロ」を表す工夫をして製作したモビールや鍋敷きなどを出品させて頂いています。

先日会場に伺ったところ、お店全体が「ソライロ」に染まり、とても素敵な雰囲気でした。

「ソライロ」展は、8月16日(火)までです。

お休みや場所など、そらみどうさんのホームページ(外部リンク)をご覧のうえ、是非脚をお運びください。

喫茶コーナーのコーヒーやケーキもオススメです。(Ku)

 

いつのまにか、もう7月

今年は、梅雨らしい梅雨となり、じめじめと雨空が続いています。

ここしばらく、5月の展示会の際に頂いたご注文の打合せや、展示会のためにお待ちいただいていたテーブルなどの製作に追われ、ついついブログの更新を後回しにしていたら、いつの間にか7月に入ってしまいました。

そして今日、5月8日にこのブログで紹介しました、洲本沖の巨大風車の曳航が開始されたというニュースを目にしました。

今日(7月2日)午前中に出発し、8日夜には福島沖に到着する予定なのだそうです。

あの後、6月半ばに洲本方面へ出向く機会があり、風車の付いたほぼ完成形の姿を見ることができました。

洲本沖の巨大風車(6月13日)
洲本沖の巨大風車(6月13日)

高さが約150メートルということで、たしかに大きいです。

大きいのですが、実は5月に土台部分だけを見て勝手に想像していた姿が相当な巨大さだったので、「予想よりもこぢんまりしてる…」 というのが正直な感想でした(それはそれは大きな風車が、天にそびえ立っているという、ありえない姿を思い描いていたのですが…)。

あとは、無事に福島に到着することを願うばかりです。

さて、先日、1人用の小さめのテーブルを納品させていただきました。

「一人で食事をしたり、書き物などの作業をするためのテーブルで、できるだけシンプルなものを」、というご相談でしたので、以前製作しました、『児童発達支援施設の小学生用の机(ブログ掲載:2016年3月6日)』 や、『シンプルな学習机(ブログ掲載:2016年2月28日)』 と同様の構造のテーブルを提案させていただきました。

1人用のシンプルなテーブル
1人用のシンプルなテーブル

天板、脚ともにタモ材で製作し、オイルで仕上げました。

木をふんだんに使って新築されたお部屋にしっくりと馴染み、「部屋の雰囲気がとてもよくなった」 とたいへん喜んでいただけました。

ありがとうございました。(Ku)

 

 

 

みのむし、ミノムシ、、、

おかげさまで、淡路での展示会は先日無事に終了いたしました。

サンシャインホールでの展示の様子(2016)
サンシャインホールでの展示の様子(2016)

今回もたくさんのお客様にご来場いただき、充実した時間を過ごすことができました。

ありがとうございました。

さて、展示会の準備や片付けなどに追われていた間に、工房の庭のブルーベリーが今年もたくさんの実を付けてくれました。

毛虫なんかが葉っぱを食い散らかしていないだろうか、と毎日チェックをするのですが、先日、枝にミノムシを見付けました。

ブルーベリーの枯れ枝で作られた、丈夫そうな蓑をまとっています。

ブルーベリーのミノムシ(晴れた日)
ブルーベリーのミノムシ(晴れた日)

ミノムシも葉っぱを食べる害虫のようですが、面白いので放置して様子をみることにしました(1匹くらいは養えそうですし… )。

ブルーベリーのミノムシ(雨の日)
ブルーベリーのミノムシ(雨の日)

翌々日の雨の日、ミノムシの様子を見てみると、雨の当たりにくい葉の陰にしっかり移動していました。移動するところを見てみたかったのですが、その後いなくなってしまいました。

ところが一昨日、思いがけず、ミノムシが移動する様子を見ることができました。

地を這うミノムシ
地を這うミノムシ

朝、工房へ出掛けるため家を出ると、1匹のミノムシが 地面を ” 這って ” いたのです!!

このミノムシは、「よしず」か、「すだれ」の破片を材料にしたようで、なかなか趣のある様子です。

近くでよく見てみると、”蓑” の上部から頭を出し、前方にある脚でまず上半身(?)を前に進め、次に蓑を頭まで引きずり上げ、また上半身を前に進めて、蓑を引きずりあげ・・・、といった方法で前進していることが分かりました。

その後、車にぶら下がりそうだったので、優しく保護して移動しておきました。無事に目的地に行けたかな? (Ku)