さ、さむい~

今朝目が覚めて、一番初めに思ったこと。

「さ、寒い!!」

あわてて押入から長袖のトレーナーを引っ張り出して着込みました。

一昨日の晩は、お風呂上がりに扇風機をまわしていたのに …。

ここで衣替えや扇風機の片付をしてしまうと、また暑い日があるかもしれないし、悩ましいところです。

こんなふうに日々の暑さ、寒さに右往左往する私たちと違って、植物はちゃんと季節を追っているようです。

工房の日本イチジクの木に、今年も実が着きました。

イチジクに実が着きました
イチジクに実が着きました

昨年の初収穫の後、見よう見まねで剪定をしたので、今年はどうなるかちょっと心配だったのですが、なんとか無事にいくつかの実を着けてくれました。

収穫したイチジクの実
収穫したイチジクの実

収穫出来るのは1日に1つか2つくらいですが、しばらく楽しめそうです。

さて、今年も倉敷での展示会が近づいてきました。

倉敷での展示会のご案内-1
倉敷での展示会のご案内-1

今回は、新しく引出付きの棚を加え、よりアレンジ性を高めた 『積み重ね式の棚』 を中心に、定番のダイニングチェアやベンチ、ローテーブルなどの展示を予定しています。

(過去の展示会場の様子など、詳細はホームページ「展示会案内」をご参照ください。)

倉敷での展示会のご案内-2
倉敷での展示会のご案内-2

あと約3週間、充実した空間を楽しんでいただけるよう、イチジクを食べながらがんばります。(Ku)

 

夏、本番ですね。

今日から8月。

日中は毎日蒸し暑く、しなびたキュウリみたいになっている私たちですが、今年は夜は過ごしやすく、ありがたいことに ”寝苦しさ” からはほぼ解放されています(今のところは…)。

さて、ここしばらくご注文品の製作に励んでおりましたが、それらの作品について順次紹介させていただきます。

今回はコモノです。

私の定番の作品に、「熱っ」、「風」などの文字や、カメ、エビなどの絵柄の鍋敷きがあるのですが、それらをご覧になったお客様から、「ヨット」と「イカリ」というお題で、鍋敷きのご注文をいただきました。

デザイン画での打合せを経て、先日納品させていただきました。

ヨットのなべしき
「ヨット」のなべしき

海を進むヨットの躍動感が出るように、曲線を使って船体と波を表現しました。

「錨」の鍋敷き
「錨」の鍋敷き

「イカリ」については、「ロープまたは鎖付きで」というご要望でしたので、ロープがイカリに巻き付く角度と、質感の違いを出すことに工夫をしました。

私の製作している鍋敷きは、円の中に文字や絵柄を残すデザインなので、強度を保つために、きちんと周囲と接する部分を作る必要があります。

自然とデザインに制約が生じ、その中で、形や、部分的な質感の違いをしっかり出していくのが工夫のしどころです。

名前や家紋、お好きな花や物など、ご要望に応じたデザインで製作いたしますので、お気軽にご相談ください。

「ソライロ」展
「ソライロ」展

さて、この夏も、南あわじ市の「そらみどう」さんで開催されている夏のイベントに参加させて頂いております。

今年のテーマは「ソライロ」。

「ソライロ」は、そらみどうさんのロゴにも使われているテーマカラーで、今年で10周年を迎える記念のイベントでもあります。

空の青、海の碧…。

できるだけ色を使わずに「ソライロ」を表す工夫をして製作したモビールや鍋敷きなどを出品させて頂いています。

先日会場に伺ったところ、お店全体が「ソライロ」に染まり、とても素敵な雰囲気でした。

「ソライロ」展は、8月16日(火)までです。

お休みや場所など、そらみどうさんのホームページ(外部リンク)をご覧のうえ、是非脚をお運びください。

喫茶コーナーのコーヒーやケーキもオススメです。(Ku)

 

みのむし、ミノムシ、、、

おかげさまで、淡路での展示会は先日無事に終了いたしました。

サンシャインホールでの展示の様子(2016)
サンシャインホールでの展示の様子(2016)

今回もたくさんのお客様にご来場いただき、充実した時間を過ごすことができました。

ありがとうございました。

さて、展示会の準備や片付けなどに追われていた間に、工房の庭のブルーベリーが今年もたくさんの実を付けてくれました。

毛虫なんかが葉っぱを食い散らかしていないだろうか、と毎日チェックをするのですが、先日、枝にミノムシを見付けました。

ブルーベリーの枯れ枝で作られた、丈夫そうな蓑をまとっています。

ブルーベリーのミノムシ(晴れた日)
ブルーベリーのミノムシ(晴れた日)

ミノムシも葉っぱを食べる害虫のようですが、面白いので放置して様子をみることにしました(1匹くらいは養えそうですし… )。

ブルーベリーのミノムシ(雨の日)
ブルーベリーのミノムシ(雨の日)

翌々日の雨の日、ミノムシの様子を見てみると、雨の当たりにくい葉の陰にしっかり移動していました。移動するところを見てみたかったのですが、その後いなくなってしまいました。

ところが一昨日、思いがけず、ミノムシが移動する様子を見ることができました。

地を這うミノムシ
地を這うミノムシ

朝、工房へ出掛けるため家を出ると、1匹のミノムシが 地面を ” 這って ” いたのです!!

このミノムシは、「よしず」か、「すだれ」の破片を材料にしたようで、なかなか趣のある様子です。

近くでよく見てみると、”蓑” の上部から頭を出し、前方にある脚でまず上半身(?)を前に進め、次に蓑を頭まで引きずり上げ、また上半身を前に進めて、蓑を引きずりあげ・・・、といった方法で前進していることが分かりました。

その後、車にぶら下がりそうだったので、優しく保護して移動しておきました。無事に目的地に行けたかな? (Ku)

 

 

 

いよいよです。

今度の金曜日、いよいよ地元淡路での展示会が始まります。

現在は新作の仕上げに入っており、ギリギリではありますがなんとか順調に準備が進んでいます。

先日の金曜日、展示会に先立ち、朝日新聞の方が工房へ取材に来て下さいました。

工房での取材は初めてで、当日の会場での取材と異なり、時間的にも精神的にも落ち着いて取材をして頂くことができました。

それに加えて記者の方がさすがに聞き上手で、ついつい話があっちこっちに逸れてしまってなんだかちょっと申し訳なかったのですが、翌日の朝刊では、私たちの仕事や考え方について、とても分かりやすく、素敵な記事にまとめて下さっていました (記事の一部は「朝日新聞デジタル」(外部リンク)でご覧頂くことができます)。

「太田秀世 木工展」は、この27日(金曜日)からです。

会場でお待ちしておりますので、どうぞお気軽に脚をお運びください。

頂いたバラの花
頂いたバラの花

先日、お隣の方が、お庭できれいに、それこそ ” たわわに ” 咲き乱れているバラの花を切り花にして下さいました。

みっしりと花びらが複雑に重なり合って、なんともきれいです(花びらを数えてみたら、なんと83枚ありました)。

名前もお聞きしたのですが、カタカナの呪文のようで何度聞いても覚えられません…。

私たちの自宅には、鉢植えや盆栽しかありませんが、実はお庭のきれいな家に囲まれていて、バラやクレマチス、梅、洋蘭などの花々が季節毎に咲き、レモンやブドウ、リンゴ、柿、桑などの果実が実り、ゴーヤが風になびき、トマトが赤く実り…。

こんな素敵な借景(時には味も)をいつも楽しませて頂いています。(Ku )

 

淡路での展示会まであと約3週間となりました。

今年で5回目となる、地元淡路での展示会が着々と近づいています。

今日は、先日出来上がった展示会ご案内のハガキを、島内の図書館や公民館などに置いて頂くようお願いに行ってまいりました。

洲本方面に向かって車を走らせていると、洲本市街地にほど近い海上に、大きな大きな起重機船が、これまた巨大な黄色い物体を吊っている様子が見えてきました。

橋を架けるような場所でもないし、わざわざ海上に建物を建てるような所でもありません。なんだろう…???

しかも、こんな時に限ってカメラを持っておらず、やむなくガラケーのカメラで写真に収めておきました。

大きな起重機船が…
大きな起重機船が…

家に帰ってインターネットで調べてみると、なんと、福島県沖に設置される「浮体式の洋上風力発電設備」ということです。

堺市でいくつかに分けて製作された装置が、大阪湾対岸の洲本沖まで運ばれてきて、ここで組み立てられてから福島まで曳航されていくとのこと。

今はまだ土台となる部分だけですが、これからこの上に直径100mを越える風車が取り付けられ、最高点の高さは水面から150mにも及ぶのだそうです。

背の高い風車の形にしてからはるばる福島沖まで運ぶなんてびっくりです。

7月1日に福島に向けて出発予定ということなので、是非そのころにもう一度見てみたいものです。

展示会のお話しから大きくそれてしまいましたが、本日、ホームページの展示会案内に、詳しいご案内を掲載いたしましたので、是非ご覧下さい。

展示会まであと約3週間。

充実した空間を楽しんでいただけるよう、じっくりがんばっていきたいと思います。

サンシャインホールでの展示会のご案内
サンシャインホールでの展示会のご案内

工房の庭で、小さな小さなナナフシのこどもを見付けました。

小さな小さなナナフシのこども
小さな小さなナナフシのこども

体長1cmくらいでしょうか。

脚なんて、剛毛の私の髪の毛よりよっぽど細くて、なんとも頼りない限りですが、ユラユラ揺れながら移動する姿はやっぱりナナフシ。

無事に大きく育ってくれるよう願いながらそっと庭に返しました。(Ku)

三田手仕事展が終了しました

今年最初の展示会となりました 『第9回 三田手仕事展』 が無事終了いたしました。

今回は、家具とコモノに分けて展示をし、積み重ね式の本棚や椅子などの大きな家具も、ゆったりとご覧いただくことができました。

ご来場くださいました皆様、ありがとうございました。

2016年三田手仕事展の展示の様子
2016年三田手仕事展の展示の様子

5月には、今年で5回目となります、地元淡路での展示会を予定しております。

ご案内はがきの段取りなど、少しずつ準備に取りかかっています。詳細につきましては、また後日改めてお知らせいたします(日程、会場等はホームページをご覧ください)。

さて、あっという間に桜の花も散り際を迎え、工房へ行き来する道路も所々ピンクの絨毯のようになっています。

自宅の玄関先で育てている盆栽の 「一才桜」 にも、今年はたくさんの花が咲きました。

三田へ出掛ける前日(4月1日)はまだ蕾だったのですが、…

一才桜のつぼみ(4月1日)
一才桜のつぼみ(4月1日)

展示会を終えて帰宅すると満開の花盛り!!

満開の一才桜(4月5日)
満開の一才桜(4月5日)

小さな小さなお花見スポットになって、ご近所の方も楽しんでくださったようです。

次の楽しみは、今、順調に蕾をふくらませている 「一才藤」 。

昨年、花が終わった直後の鉢植えを購入したものなので、花が咲くのは初めてで、とっても楽しみです。(Ku)