アート・クラフトフェスティバルinたんば2011

一昨日,昨日は『アート・クラフトフェスティバルinたんば2011』に参加してきました。

搬入時(9月30日)と、1日の明け方に少し雨が降りましたが、会期中はお天気にも恵まれたいへん楽しい2日間となりました。

会場の”丹波年輪の里”の芝生広場はただ広いだけではなく、池や水路,築山など地形の変化にも富み、また、周回する通路に沿って木がたくさん植えられているので、とても落ち着いた気持ちのよい環境でした。

”たんば”は出展場所はあらかじめ決められておらず、好きな場所に出展できるシステムになっています。出展場所を考えながら公園内を歩いていると、『マムシに注意』の看板を見付けてビックリ!”草むら”というわけではないので、木から落ちてくるのでしょうか…

今回が初参加の私たちは迷った末、レストランと臨時の駐車場となるグランドの間の通路沿いに出展することにしました。

”たんば”全景
”たんば”全景

2人各々での参加なので、2区画分、テントとタープを張り、写真左のタープを”太田秀世”右のテントを”太田久美子”のスペースとしました。木立の間にテントを張ることになるので木陰になり、日差しが柔らかくとてもよい雰囲気になりました。

奥の緑色の屋根のスクリーンテントは居住用です。”たんば”は会場内にキャンプできるので、久しぶりにテント泊をしました。約10年ぶりのキャンプ。今回はもちろん本格的な炊事などはできず、お湯を沸かしてコーヒーを淹れたりする程度でしたがそれでも十分楽しく、リフレッシュにもなりました。長い間しまったままになっていたテント。破れていないかちょっと心配でしたが無事に設営できました(事前に確認すべきですよね…)。

卓上小物の展示
卓上小物の展示

タープには、座卓などの天板に使えるきれいな”タモ”の一枚板を、普段使っている作業台の脚にのせてテーブルに見立て、トレイやカトラリー,小箱,花入れなどを展示しました。

椅子,棚の展示
椅子,棚の展示

大きなものは、椅子,スツール,四方棚を展示しました。今回はすべて拭漆仕上げの作品で統一しました。野外での展示では、ほこりや雨、強い日差しが心配なのですが、それでも拭漆独特の美しい深みのある仕上がりを多くの方に見て頂きたく、できるだけたくさんの拭漆の作品を展示することを心がけています。

テントの方
テントの方

テントには、マグネット,ストラップなどの小物を前に、後ろの展示台には小さめの棚,小椅子,額や鏡などを展示しました。

今回もたくさんのお客様とお話しができました。新しいアイデアを下さったり、ご感想をうかがったり、また遠路わざわざ訪ねて来てくださった知り合いのお客様もいらっしゃってとても楽しい時間を過ごすことができました。本当にありがとうございました。いろいろな準備、会場の設営や運営などをしてくださった実行委員の方々にも深く感謝しています。

また来年も参加できればと思っています。出展できるよう精進しなければ。(Ku)