”ゴーッ” という地鳴りとともに部屋が揺れているのを感じて目が覚めました。
強い揺れは30秒ほどだったでしょうか。
枕元の携帯からは、緊急地震速報が鳴り響きました(直下型だと間に合わないのですね)。
どこかで大きな地震が起こったに違いないと思い、揺れがおさまったところで慌ててテレビをつけるとなんと 「淡路市で震度6弱」 の大きな文字が!!
家具が倒れることも、ガラスが割れることもなかったので、震度6弱の実感はありませんでした。自宅は淡路市の北東端に近く、震源地は淡路市の南西端という位置関係になり、比較的距離があったせいか、揺れも若干弱かったようです(隣接する地域は震度5強だったそうです)。
家の中をチェックすると、本棚にむりやり突っ込んであった本が崩れ落ちているのを見つけました。

ただ、これは地震でなくても崩れそうだったので仕方ありません。本棚の整理を兼ねて片付けました。
この他には、食器棚からぐい呑みがひとつ落ちて割れたこと、一輪挿が倒れて水がこぼれたこと、部屋の砂壁の砂が少し落ちたことくらいでした。
作業場の方も被害は全く無く、ひと安心しました。
ただ、島の南の方では瓦が落ちたり、塀が倒れたり、また海岸沿いの埋め立て地では液状化の被害もでているようです。被害に遭われた方々にこころよりお見舞い申し上げます。
また、たくさんの方からご心配のご連絡をいただきました。ありがとうございました。
さて、工房の庭で私が育てている ”ウラシマソウ” が葉を拡げました。

植物といえば、春に芽を出し、そこから葉やつぼみが少しずつ育っていくものだと思い込んでいたのですが、このウラシマソウは、伸びた芽の中に葉やら茎やら一式が折りたたまれて収まっており、それが開いて一気にこのような大きな姿になるのです。

葉を開く直前はこんな感じです。
思わず引っ張り出してしまいたくなりますが、じっとガマンしました。

植え替えたときに殖えていた小さな球根を脇に植えたら、ちゃんと芽をだしてくれました。
ちいさくてもやっぱり同じなんですね。(Ku)