倉敷での展示会が無事終了しました

おかげさまで、今年も倉敷での展示会が無事終了いたしました。

これも多くの方々の暖かいご支援があればこそと、深く感謝いたしております。これからも初心を忘れることなく、よりよいものづくりに励んでいこうと考えておりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

今年の展示会-1
今年の展示会-1

少々冷え込んだものの、お天気にもめぐまれ、搬入から搬出まで順調に行うことができました。

今年の展示会-2(2014年倉敷)
今年の展示会-2(2014年倉敷)

今年は定番の長椅子を畳の上に展示してみたところ、和室にも合うとご好評を頂きました。

今年の展示会-3(2014年倉敷)
今年の展示会-3(2014年倉敷)

ギャラリーのオーナーのお姉様がお花を活けてくださり、グッと空間が引き締まりました。

冷え込みの中、会場に脚をお運び下さった皆さま、本当にありがとうございました。

たくさんの方が私たちのことを気に掛けて下さっていることを改めて感じた今年の展示会でした。皆様の気持ちにしっかり応えるよう、いっそうがんばらねば、と思いました。

帰り道
帰り道

ギャラリーは大原美術館の敷地と隣接しており、1日の展示が終わると、大原美術館を回り込むようにしてホテルへ帰ります。

この季節、夕方6時を過ぎるともう辺りは暗く、美術館や倉敷川沿いはきれいにライトアップされています。

ライトアップされた大原美術館
ライトアップされた大原美術館

人通りが落ち着いた静かな倉敷川沿いを、”今夜は何食べようか?” などと相談しながら歩くひとときも、倉敷での展示会での楽しみです (ちなみに、今年は新しいお店を開拓しました)。

今年はもういちど、『アイビーバザール』 (12月6,7日 倉敷アイビースクエア)への出展のために倉敷に出掛けます。

様々な分野の手作り作家が50組以上参加する楽しいイベントですので、是非お出掛けください。(Ku)

月とお芋

刻一刻と台風19号が近づいてきています。

まだ雨は強くありませんが、風の音は少しずつ強くなってきました。

今回の台風19号は ”猛烈な台風” ということで、昨日の日曜日に仕事をして、今日は自宅で台風をやり過ごすことにしました。

風で飛びそうな物の片付けや工房の雨漏り対策など、ひととおりの備えはしたので、あとはできるだけ穏便に通り過ぎてくれることを願うばかりです。

さて、先週の水曜日は久しぶりに皆既月食を眺めることができました。

初めは、道ばたに双眼鏡とカメラを構える怪しい2人組み (そう、それは私たち!!) だけでしたが、皆既状態になった頃には、ご近所の方々も外に出て来られ、にぎやかなひとときになりました。

皆既月食(2014.10.8)
皆既月食(2014.10.8)

空にぽっかり浮かんだ赤銅色のお月さま。

何回見ても幻想的です。

次回は来年4月とのこと。またお天気に恵まれますように!

収穫したサツマイモ
収穫したサツマイモ

今年も ”干し芋作戦” は着々と進行中。

去年は収穫が遅かったためか、お芋が大きくなり過ぎて ”す” が入っていたり、蒸しても充分柔らかくならなかったりしたので、少し早めに収穫しました。

去年より少し少ないですが、2人で食べるには充分です。

これからしばらく熟成させてから、干し芋に加工するのですが、保存期間中はネズミやイタチの襲撃に要注意です。(Ku)

秋の展示会の準備

11月に、今年で10回目となる倉敷での展示会を控え、工房近くの公園でDM用の写真撮影をしてきました。

秋晴れの公園
秋晴れの公園

秋晴れの、雲ひとつ無い青空の下、きれいに拡がった芝生と、紅葉が始まりかけた木々… 。

ごろんと昼寝をしたくなるような心地よい昼下がりのひととき、作品をかかえ、あっちだ、こっちだ、と撮影場所を探してウロウロするちょっと怪しげな私達2人組でしたが、なんとか満足する写真を撮ることができました。

DMが出来上がりましたら、またご報告させていただきます。

その公園の一角で、久しぶりに実の付いたイヌマキの生け垣を見つけました。

イヌマキの実
イヌマキの実

関西ではあまり見かけませんが、私の出身地である静岡県の遠州地方では、イヌマキのことを、”細葉(ほそば)”? といい、多くの家で生け垣にしています。

雌株にだけ実が付き、遠州弁ではこの実のことをなぜか ” やんぞうこんぞう ” といいます。

赤く熟した方は食べられるのですが、青い方はずっと青いままで、こちらは食べられません。

実家の生け垣にも実が付いていたなあ、と懐かしく思い出しました。

ハラビロカマキリの威嚇
ハラビロカマキリの威嚇

工房の庭のハヤトウリの葉の上に立派なハラビロカマキリが。

カメラを向けると威嚇されました。(Ku)

<追伸> このブログを書いている最中に、近くの温室でボヤがありました。
なんだかバチバチ大きな音がするなあと思っていたら、焦げ臭いニオイが…
そのうち外を黒い燃えかすがいっぱい飛び回りはじめました。
これはただ事ではない!と、外へ出てみると、住宅地から離れた向こうの丘の途中からモクモクと煙がわき上がっていました。
花などを育てている温室の一角でボヤがあったようで、その後消防車が到着し、無事に鎮火したようです。

カブトムシ掘りました!!

週末に納品が続き、しばらく更新をお休みさせていただきました。

今回納品した作品につきましては、写真の整理をしてから順次ご紹介させて頂きたいと思っておりますので少々お待ちください。

さて、いきなり話が変わりますが、チェーンソーで薪ストーブ用の薪を切ると、結構な量の木くずが出ます。

毎年だいたい同じ場所で薪づくりの作業をするので、どんどん木くずがたまり、よい堆肥になります。この堆肥をほうっておくのはもったいないと、この春、堆肥になりかけた木くずを工房の畑の脇に移し、飛ばないようにブルーシートをかけて積み上げました。

木くずを移す際に、中にカブトムシの幼虫が何匹かいることに気が付いたのですが、以前プラスチックコンテナに移して全滅させてしまったので、今回は自然にまかせようとそのままにしておきました。

ブルーシートには隙間もあり、成虫になったらそこから勝手に出て行くだろうと思っていたのですが、カブトムシにとってはそう簡単ではなかったようです。

先週の土曜日、ブルーシートに引っかかって死んでしまっているカブトムシを発見しました。傷んだ古いブルーシートだったのですが、繊維がからまってしまったようです。かわいそうなことをしました。

そこでブルーシートを外し、中の様子も探ってみることにしました。

シャベルでそっと土を除いていくと…

穴から這い出してきたカブトムシ
穴から這い出してきたカブトムシ

いました!!

ポッカリと現れた穴から立派なオスが這い出してきました。

さらに掘り進めると…

カブトムシがいっぱい!!
カブトムシがいっぱい!!

”蛹室” というらしいのですが、成虫が入っている小さな穴が次々と現れてきました。

上の写真で赤丸で囲んだ部分が蛹室です。右下の穴のカブトムシはまさに蛹から出た直後だったようで、角の先にまだサナギの皮が付いていました。

蛹から出たばかりのカブトムシ
蛹から出たばかりのカブトムシ

いきなり明るい場所に出されて、きっと迷惑だったと思います。ごめんね。

中には環境が合わなかったのか、死んでしまっているものもいましたが、生きているものだけで、オスメス合わせて30匹くらいを掘り出しました。

掘り出したカブトムシたち
掘り出したカブトムシたち

しばらく観察してから庭の木に放してやったところ、元気のよいものはすぐに羽をひろげてどこかに飛んでいきました。

今回はカブトムシが続々と出てくるのが面白くて、興味本位で片っ端から掘り出してしまいましたが、熟睡中をたたき起こされるのが嫌なように、きっとカブトムシたちも自然に地表に出て来たいに違いありません。

来年は時期が来たらそ~っとブルーシートを外すだけにしたいと思っています。

だから、安心してまた卵を産みにおいでよ~!!(Ku)

新たなる脅威

変だなあ、とは思っていたのです。

しばらく前から、雑木の茂る山林に続いている工房の裏庭に、黒胡椒のような黒い粒々がたくさん落ちていることに気が付いてはいたのです。

こんな時期に種を落とす樹があるのかなあって…。

一昨年は ”アメリカシロヒトリの幼虫” が庭全体に、昨年は”モンクロシャチホコ” がサクランボの木に大発生した工房の庭。

いずれも片っ端から捕殺したのが功を奏したようで、この春は何年かぶりに虫食いの跡のないカタクリやスズランが花を咲かせ、やっと毛虫の脅威から解放されたかのように見えていたのです。

ところが!

工房の西側に植えてあるサクランボの木の下を通りかかった火曜日の午後、目の前の枝が丸坊主になっていることに気が付きました。

下を見ると、裏庭と同じ黒い粒々がたくさん落ちているではありませんか!

改めて木を見上げてよーく観察してみると、

いました!!

長さ10cmほど、太さは2cm位あるでしょうか

緑色の、毛がフサフサした大きな大きな毛虫が!!!

数は多くはありませんが、大きな毛虫があちこちの葉っぱに取り付いていました。

裏庭に行って山を見上げてみると、丸裸になった1本の木。そしてその枝には案の定…。

あの粒々は毛虫のフンだったようです。

育てている草花や樹木、野菜を食べられては大変と、はしごも使って手の届く限り捕獲しました。

何の幼虫なのか、家に帰って調べたところ、”クスサン” という蛾の幼虫であることが分かりました。毒は無いようですが、食欲旺盛で、栗や桜などの葉を好み、大発生時には農林業に大きな被害が出るようです。

よほどの虫でないと怖じ気づかない私でさえも写真を撮る気にはなれなかったクスサン。興味のある方は『幼虫図鑑』(外部リンク)などで調べてみてください。

新たなる毛虫の脅威にさらされた工房の庭。

見逃してしまった幼虫達の次の世代が孵化する来年の春が要注意です。忘れないで対処しなければ。

杏のジャムづくり-1
杏のジャムづくり-1

知り合いの方に、庭で成ったという杏をたくさん頂きました。

そのまま食べるよりもジャムにした方がおいしいとのことで、早速ジャムに。

皮は薄くてむく必要がないし、種はポロッと取れるので、とても簡単にジャムにすることができました。

杏のジャムづくり-2
杏のジャムづくり-2

レモン汁と砂糖を加えて、ヨーグルトにぴったりの、甘酸っぱいおいしいジャムになりました。

現在、ホームセンターで ”杏の苗” を物色中の私達です。(Ku)

サンシャインホールでの展示会が無事終了しました。

地元淡路市での展示会は、お天気にも恵まれ、無事に終了いたしました。

展示会をご紹介いただいた新聞をご覧になってお越しくださった方も多く、たくさんの方と、楽しく、有意義なお話しをさせていただきました。

イノシシやキジしか来ないような人里離れた作業場で製作をしていると、つい独りよがりになりがちなので、展示会でいろいろな方のご感想をうかがったりすることはとても貴重な時間になります。

ご来場くださった皆様、ほんとうにありがとうございました。

サンシャインホールでの展示の様子(2014-1)
サンシャインホールでの展示の様子(2014-1)
サンシャインホールでの展示の様子(2014-2)
サンシャインホールでの展示の様子(2014-2)

3月に始まった今年前半の展示会シーズン。今回の展示会で無事に終えることができました。

今からは、これまでにご注文頂いたものの製作と、秋の展示会や公募展に向けての準備になります。

これからの夏の暑さが少々思いやられますが、お客様に喜んでいただけるよう、がんばっていきたいと思います。

展示会の間、ほとんどほったらかしになっていた工房の畑。

ソラマメが終わっていたので、残っていた実を穫りながら片付けたところ、育ち過ぎて硬くなってしまったものや、まだ小さな実などで小鍋がいっぱいになりました。

私達が一番好きな塩ゆでに向いている食べ頃の実を除いて、残りは全てポタージュスープにしました。

5リットルのソラマメスープ
5リットルのソラマメスープ

マメの量に合わせて作ったところ、なんと5リットル (!! ) ものおいしいソラマメスープになりました。

冷蔵庫で冷やして、毎日朝食でいただいています。

さあ、ソラマメの後には何を育てましょうか。

育てやすくて、おいしくて、たくさん穫れるものを検討中です。(Ku)