ブロッコリーの花が咲いた!

この冬に初めて育てたブロッコリー。

てっぺんにできる大きな蕾を3月に収穫してからは、次々と伸びてくる ”わき芽” を採って食べるのを楽しんできたのですが、そろそろ終わりのようです。

このところの暖かさでとうとう花が咲き始めてしまいました。

ブロッコリーの花
ブロッコリーの花

ブロッコリーの花、私は見るのは初めてです。

一般的な菜の花よりも少し淡い黄色で、ブロッコリーの、あのツブツブから想像するよりも大きな花です。

ブロッコリーの花(拡大)
ブロッコリーの花(拡大)

もちろん、花が咲いた茎も収穫しておいしく頂きました(ブロッコリーも菜の花も大好きリクガメのホジホジ君にもおすそわけです)。

スナップエンドウの花
スナップエンドウの花

スナップエンドウも今が花盛り。

次々と実のなる野菜は育てるのがとても楽しいです。

ブルーベリーの花
ブルーベリーの花

ブルーベリーの花も咲き始めました。今年はたくさん実がなるかな?

ハヤトウリの芽
ハヤトウリの芽

植えてある場所がモグラにトンネルだらけにされてちょっと心配していた ”ハヤトウリ”。

暖かくなってやっと芽を出してくれました。

ところで、昨年大発生してたいへんだった ”アメリカシロヒトリ” の幼虫の毛虫、一生懸命退治した甲斐あってか、今年はまだほとんど姿をみかけません。

それともこれから?(Ku)

レンゲ畑

最近すっかり見かけなくなった ”レンゲ畑” を家の近くで見つけました。

レンゲ畑
レンゲ畑

国道沿いにポツンとある小さな水田なのですが、今、レンゲの花盛りです。

子供の頃は田植えが近いこの時期になると、そこらじゅうレンゲ畑だったのですが、いつの間にか見かけることがなくなりました。

たまに田んぼに赤紫色の花を見つけて「レンゲかな?」と近づいてみると盛大に繁った ”カラスノエンドウ” だったりしてがっかりするのです。

仕事に行く道すがら、毎朝見ることのできるこのレンゲ畑、これからもずっとこのままであって欲しいものです。

”ミラノ風チキンカツレツ”
”ミラノ風チキンカツレツ”

今夜のおかずは ”ミラノ風チキンカツレツ” です(なんとおしゃれな名前!!)。

しばらく前、それはそれはおいしそうな写真が新聞の料理欄に載っていました。

材料が手近なものばかりで、「我が家にピッタリ!これは作ってみなければ!!」 と、チャレンジしてみたところ、粉チーズとニンニクの風味が効いたサクサク感が新鮮で、2人共の大のお気に入りに。

鶏の胸肉を使うのでリーズナブルなうえ、油で揚げないのでとってもヘルシー。

で、今夜は早速2回目です。

レンジでチンしたかぼちゃとじゃがいもと一緒においしくいただきました。(Ku)

地震!!

”ゴーッ” という地鳴りとともに部屋が揺れているのを感じて目が覚めました。

強い揺れは30秒ほどだったでしょうか。

枕元の携帯からは、緊急地震速報が鳴り響きました(直下型だと間に合わないのですね)。

どこかで大きな地震が起こったに違いないと思い、揺れがおさまったところで慌ててテレビをつけるとなんと 「淡路市で震度6弱」 の大きな文字が!!

家具が倒れることも、ガラスが割れることもなかったので、震度6弱の実感はありませんでした。自宅は淡路市の北東端に近く、震源地は淡路市の南西端という位置関係になり、比較的距離があったせいか、揺れも若干弱かったようです(隣接する地域は震度5強だったそうです)。

家の中をチェックすると、本棚にむりやり突っ込んであった本が崩れ落ちているのを見つけました。

崩れ落ちた本
崩れ落ちた本

ただ、これは地震でなくても崩れそうだったので仕方ありません。本棚の整理を兼ねて片付けました。

この他には、食器棚からぐい呑みがひとつ落ちて割れたこと、一輪挿が倒れて水がこぼれたこと、部屋の砂壁の砂が少し落ちたことくらいでした。

作業場の方も被害は全く無く、ひと安心しました。

ただ、島の南の方では瓦が落ちたり、塀が倒れたり、また海岸沿いの埋め立て地では液状化の被害もでているようです。被害に遭われた方々にこころよりお見舞い申し上げます。

また、たくさんの方からご心配のご連絡をいただきました。ありがとうございました。

さて、工房の庭で私が育てている ”ウラシマソウ” が葉を拡げました。

葉を拡げた”ウラシマソウ”
葉を拡げた”ウラシマソウ”

植物といえば、春に芽を出し、そこから葉やつぼみが少しずつ育っていくものだと思い込んでいたのですが、このウラシマソウは、伸びた芽の中に葉やら茎やら一式が折りたたまれて収まっており、それが開いて一気にこのような大きな姿になるのです。

葉が開く前の”ウラシマソウ”
葉が開く前の”ウラシマソウ”

葉を開く直前はこんな感じです。

思わず引っ張り出してしまいたくなりますが、じっとガマンしました。

小さな株も同じです
小さな株も同じです

植え替えたときに殖えていた小さな球根を脇に植えたら、ちゃんと芽をだしてくれました。

ちいさくてもやっぱり同じなんですね。(Ku)

「三田手仕事展」が終わりました

この週末を狙ったような ”爆弾低気圧”。

テレビやラジオから繰り返し流れる 「不要な外出は避けるように!」 との警告にもかかわらずたくさんのお客様にご来場いただき、今年の『三田手仕事展』も無事に終了いたしました。

強い雨、風の中、ご来場下さったみなさま、ほんとうにありがとうございました。

2013年「三田手仕事展」展示の様子
2013年「三田手仕事展」展示の様子

今年は定番の椅子,スツール,厨子などの家具のほか、額や花入れ,木のボタンなどを展示させていただきました。

ワークショップの木箱
ワークショップの木箱

ワークショップでは木箱を作って頂きました。シンプルな形なのですが、ひのきを使っていて、スタッキング出来るのが特徴です。

電動ドライバーを初めて使われる方もいらっしゃいましたが、何本かビスを締めていくうちに慣れ、楽しんで組み立てて頂けたようです。

また来年、楽しく作れて、しっかり使っていただけるようなワークショップを用意したいと思っておりますので、ご期待ください (『三田手仕事展』は毎年4月の第1土・日曜日に開催されます)。

さて、手仕事展に出掛ける前にちょうど花を開いた我が家の「一才桜」。

「一才桜」は葉桜に…
「一才桜」は葉桜に…

出掛けている間に満開を迎え、もう ”葉桜” です。

樹を丈夫にして来年もしっかり花を付けてもらうため、散る前に花を摘み取ります。ちょっとかわいそうですが…。(Ku)

展示会シーズンの幕開け

「芸術の ”春” 」 とはいいませんが、春は展示会シーズンの幕開けであり、冬の間コツコツと製作に励んでいた作家さんたちが、待ちかねたように作品を発表しはじめる季節です。

私達も来週末(4月6,7日)、今年最初の発表の場として、「三田手仕事展」に参加します(今年の展示会の予定はこちらをごらんください)。

三田手仕事展ご案内
三田手仕事展ご案内

今回で6回目を迎えるグループ展で、場所はいつもの古民家『縁』(兵庫県三田市 詳細はこちら)。

織り、染め、縫い物、革、陶器、漆、焼菓子、木工など12名の手づくり作家が、百年の時を経た落ち着いた空間で、心を込めて制作したこだわりの作品を展示販売いたします。

今回私達は、厨子、サイドテーブル、棚、椅子、スツールなどの家具と、定番の額、花入、木のボタン、スプーンなどの小物に加え、新作のトレイや小箱などの展示を予定しています(その他、ちょっと遊び心のある小物も制作中です。間に合うようにがんばります)。

また、ワークショップは、「ひのきで作る整理箱」を予定しています。文庫本,CD,布や玩具などの整理、収納に気軽に使っていただける丈夫な木箱です。組立は簡単ですので、是非チャレンジしてください。

桜の季節、お出掛けの際にはお気軽にお立ち寄りください。

つぼみのふくらんだ一才桜
つぼみのふくらんだ一才桜

我が家の桜(盆栽の「一才桜」)のつぼみも、だいぶふくらんできました。

普段は工房の庭に置いているのですが、家で花を観賞しようと持ち帰って来ました。

花が咲くのは今週半ばくらいでしょうか。(Ku)

ワカメの旬も、春なのです!

先週の半ば、淡路では春一番が吹きました。

もうとっくに吹いていると思い込んでいたので意外でした。時ならぬ南からの強い風と大粒の雨に、工房ではポタポタと雨漏りが…。機械など濡れては困るものは大慌てでシートで覆ったので、幸い大事にはいたりませんでした。

茎ワカメは湯通しすると鮮やかな緑色になります
茎ワカメは湯通しすると鮮やかな緑色になります

四方を海に囲まれた淡路島で春を告げる食べ物と言えば、先日ブログでも紹介させて頂きました“イカナゴのクギ煮”が有名なのですが、実はワカメもそうなのです。

年中口にするワカメに旬などあるのかと思われる方も多いかと思うのですが、ワカメは2月から5月にかけて収穫され、干したり塩漬けにしたりして『保存食』という形で季節に関係なく市場に流通しているのです。

今の時期、近所のスーパーでは獲れたばかりの“新鮮?”なワカメをカゴに盛って売っています。なかでも“茎ワカメ”は値段も安く、調理も簡単で、なおかつ食物繊維やビタミンなどが豊富、おまけに美味しいと4拍子揃った私達のお気に入りの一品です。

茎ワカメの甘酢づけ
茎ワカメの甘酢づけ

買って来た茎ワカメをよく洗い、軽く塩ゆですると最初は黒っぽかった茎ワカメが鮮やかな緑色に変わります。それをひたすら厚めにスライスし、生姜と一緒に 甘酢に漬け込むとできあがりです。

甘酢のさっぱりした味と茎ワカメのコリコリとした食感は毎日食べても大丈夫。大量に作り置きして毎日冷蔵庫から食卓へ少 しずつ運ばれ、しっかりと私達の胃袋へ収まっていきます。

“オバQのくち”のような、“豆”のような…
“オバQのくち”のような、“豆”のような…

今回の新発見は、茎ワカメの断面です。

真ん中で二層に分かれていて、“オバQのくち”のような、はたまた、“豆”のような…ちょっと愛嬌のある美しい形をしています。『このかたち、何かに活かせないかな?』と、しばらく眺めていたのですが、とりあえず、頭の引き出しへしまい込んで置くことに。きっと忘却の彼方へ去って行ってしまうことでしょう…。

春分の日、今年も南あわじにある酒蔵『都美人』の蔵開きへ行ってきました。

昔ながらの“天秤”しぼり
昔ながらの“天秤”しぼり
“天秤”でしぼられた新酒、薄く濁っていてこくがあるのに後味スッキリ
“天秤”で搾られた新酒、薄く濁っていてこくがあるのに後味スッキリ

蔵の中の見学やきき酒大会、試飲やクイズなどで半日、楽しく過ごさせていただきました。

合鴨君、ありがとう!!
合鴨君、ありがとう!!

恒例の合鴨の焼き鳥と鴨汁も美味しく呼ばれました。

なぜ焼き鳥と鴨汁が恒例なのかと言いますと、お酒造りに欠かせないお米を近くの農家の方が合鴨を使って無農薬で育てているからなのです。合鴨さんは田んぼで大活躍した後、焼き鳥や鴨汁となって私達の胃袋まで満たしてくれるのです。本当に感謝、感謝です。

さて、いま工房では小引出など注文の品をつくりながら、春からの展示会で発表する椅子の試作を行っているところです。どうぞご期待下さい。(Hi)