みのむし、ミノムシ、、、

おかげさまで、淡路での展示会は先日無事に終了いたしました。

サンシャインホールでの展示の様子(2016)
サンシャインホールでの展示の様子(2016)

今回もたくさんのお客様にご来場いただき、充実した時間を過ごすことができました。

ありがとうございました。

さて、展示会の準備や片付けなどに追われていた間に、工房の庭のブルーベリーが今年もたくさんの実を付けてくれました。

毛虫なんかが葉っぱを食い散らかしていないだろうか、と毎日チェックをするのですが、先日、枝にミノムシを見付けました。

ブルーベリーの枯れ枝で作られた、丈夫そうな蓑をまとっています。

ブルーベリーのミノムシ(晴れた日)
ブルーベリーのミノムシ(晴れた日)

ミノムシも葉っぱを食べる害虫のようですが、面白いので放置して様子をみることにしました(1匹くらいは養えそうですし… )。

ブルーベリーのミノムシ(雨の日)
ブルーベリーのミノムシ(雨の日)

翌々日の雨の日、ミノムシの様子を見てみると、雨の当たりにくい葉の陰にしっかり移動していました。移動するところを見てみたかったのですが、その後いなくなってしまいました。

ところが一昨日、思いがけず、ミノムシが移動する様子を見ることができました。

地を這うミノムシ
地を這うミノムシ

朝、工房へ出掛けるため家を出ると、1匹のミノムシが 地面を ” 這って ” いたのです!!

このミノムシは、「よしず」か、「すだれ」の破片を材料にしたようで、なかなか趣のある様子です。

近くでよく見てみると、”蓑” の上部から頭を出し、前方にある脚でまず上半身(?)を前に進め、次に蓑を頭まで引きずり上げ、また上半身を前に進めて、蓑を引きずりあげ・・・、といった方法で前進していることが分かりました。

その後、車にぶら下がりそうだったので、優しく保護して移動しておきました。無事に目的地に行けたかな? (Ku)

 

 

 

いよいよです。

今度の金曜日、いよいよ地元淡路での展示会が始まります。

現在は新作の仕上げに入っており、ギリギリではありますがなんとか順調に準備が進んでいます。

先日の金曜日、展示会に先立ち、朝日新聞の方が工房へ取材に来て下さいました。

工房での取材は初めてで、当日の会場での取材と異なり、時間的にも精神的にも落ち着いて取材をして頂くことができました。

それに加えて記者の方がさすがに聞き上手で、ついつい話があっちこっちに逸れてしまってなんだかちょっと申し訳なかったのですが、翌日の朝刊では、私たちの仕事や考え方について、とても分かりやすく、素敵な記事にまとめて下さっていました (記事の一部は「朝日新聞デジタル」(外部リンク)でご覧頂くことができます)。

「太田秀世 木工展」は、この27日(金曜日)からです。

会場でお待ちしておりますので、どうぞお気軽に脚をお運びください。

頂いたバラの花
頂いたバラの花

先日、お隣の方が、お庭できれいに、それこそ ” たわわに ” 咲き乱れているバラの花を切り花にして下さいました。

みっしりと花びらが複雑に重なり合って、なんともきれいです(花びらを数えてみたら、なんと83枚ありました)。

名前もお聞きしたのですが、カタカナの呪文のようで何度聞いても覚えられません…。

私たちの自宅には、鉢植えや盆栽しかありませんが、実はお庭のきれいな家に囲まれていて、バラやクレマチス、梅、洋蘭などの花々が季節毎に咲き、レモンやブドウ、リンゴ、柿、桑などの果実が実り、ゴーヤが風になびき、トマトが赤く実り…。

こんな素敵な借景(時には味も)をいつも楽しませて頂いています。(Ku )

 

淡路での展示会まであと約3週間となりました。

今年で5回目となる、地元淡路での展示会が着々と近づいています。

今日は、先日出来上がった展示会ご案内のハガキを、島内の図書館や公民館などに置いて頂くようお願いに行ってまいりました。

洲本方面に向かって車を走らせていると、洲本市街地にほど近い海上に、大きな大きな起重機船が、これまた巨大な黄色い物体を吊っている様子が見えてきました。

橋を架けるような場所でもないし、わざわざ海上に建物を建てるような所でもありません。なんだろう…???

しかも、こんな時に限ってカメラを持っておらず、やむなくガラケーのカメラで写真に収めておきました。

大きな起重機船が…
大きな起重機船が…

家に帰ってインターネットで調べてみると、なんと、福島県沖に設置される「浮体式の洋上風力発電設備」ということです。

堺市でいくつかに分けて製作された装置が、大阪湾対岸の洲本沖まで運ばれてきて、ここで組み立てられてから福島まで曳航されていくとのこと。

今はまだ土台となる部分だけですが、これからこの上に直径100mを越える風車が取り付けられ、最高点の高さは水面から150mにも及ぶのだそうです。

背の高い風車の形にしてからはるばる福島沖まで運ぶなんてびっくりです。

7月1日に福島に向けて出発予定ということなので、是非そのころにもう一度見てみたいものです。

展示会のお話しから大きくそれてしまいましたが、本日、ホームページの展示会案内に、詳しいご案内を掲載いたしましたので、是非ご覧下さい。

展示会まであと約3週間。

充実した空間を楽しんでいただけるよう、じっくりがんばっていきたいと思います。

サンシャインホールでの展示会のご案内
サンシャインホールでの展示会のご案内

工房の庭で、小さな小さなナナフシのこどもを見付けました。

小さな小さなナナフシのこども
小さな小さなナナフシのこども

体長1cmくらいでしょうか。

脚なんて、剛毛の私の髪の毛よりよっぽど細くて、なんとも頼りない限りですが、ユラユラ揺れながら移動する姿はやっぱりナナフシ。

無事に大きく育ってくれるよう願いながらそっと庭に返しました。(Ku)

三田手仕事展が終了しました

今年最初の展示会となりました 『第9回 三田手仕事展』 が無事終了いたしました。

今回は、家具とコモノに分けて展示をし、積み重ね式の本棚や椅子などの大きな家具も、ゆったりとご覧いただくことができました。

ご来場くださいました皆様、ありがとうございました。

2016年三田手仕事展の展示の様子
2016年三田手仕事展の展示の様子

5月には、今年で5回目となります、地元淡路での展示会を予定しております。

ご案内はがきの段取りなど、少しずつ準備に取りかかっています。詳細につきましては、また後日改めてお知らせいたします(日程、会場等はホームページをご覧ください)。

さて、あっという間に桜の花も散り際を迎え、工房へ行き来する道路も所々ピンクの絨毯のようになっています。

自宅の玄関先で育てている盆栽の 「一才桜」 にも、今年はたくさんの花が咲きました。

三田へ出掛ける前日(4月1日)はまだ蕾だったのですが、…

一才桜のつぼみ(4月1日)
一才桜のつぼみ(4月1日)

展示会を終えて帰宅すると満開の花盛り!!

満開の一才桜(4月5日)
満開の一才桜(4月5日)

小さな小さなお花見スポットになって、ご近所の方も楽しんでくださったようです。

次の楽しみは、今、順調に蕾をふくらませている 「一才藤」 。

昨年、花が終わった直後の鉢植えを購入したものなので、花が咲くのは初めてで、とっても楽しみです。(Ku)

 

 

 

来週末は「三田手仕事展」に参加します。

各地から桜のたよりが届き始めました。

淡路でも随分とつぼみがふくらみ、なんとなく木全体がピンク色がかって見えています。

週明けに暖かくなったら、一気に花が開くのではないでしょうか。

工房の庭にも春のエネルギーがあふれています。

あんずの花が咲きました。
あんずの花が咲きました。

先週はつぼみだった ”あんず” の花がきれいに咲きました。

先週はまだつぼみだった”ひめこぶし”の花
先週はまだつぼみだった”ひめこぶし”の花

先週は、フサフサの厚手のコートを脱ぎかけたところで雨に濡れ、ちょっと寒そうにしていた ”ひめこぶし” のつぼみも、

開いた ”ひめこぶし” の花
開いた ”ひめこぶし” の花

元気に立派な花がこのとおり。

このほか、”ゆきやなぎ”、”つばき”、”こばいも” が花盛りを迎えているほか、いろいろな山野草や樹木に新芽が息吹いています。

この冬は、初めてサクランボとイチジクの剪定をしたのですが、こちらも無事に新芽をふくらませ始め、ひと安心です。

さて、こんな春のエネルギーに背中を押されながら、今年の展示会シーズンもスタートです。

来週末(4月2日,3日)は、今年で9回目を迎える『三田手仕事展』に参加します。

陶器、布、染め、皮、蔓、漆、パン、木工の16名の手づくり作家が三田の古民家に集まります。(大きな地図は、ホームページ『展示会案内』をご参照ください。)

2016年三田手仕事展のご案内
2016年三田手仕事展のご案内

今回、私たちは 「太田秀世の家具」 と、「太田久美子の木の小物」 の2つのブースに分かれて展示します。

例年は小物が中心でしたが、今回は椅子や本棚などの比較的大きな家具も数点展示する予定です。

おいしい自然酵母のパンも見逃せない楽しい展示会です。春の行楽も兼ねて是非脚をお運びください。(Ku)

小学生用の机と椅子の製作-②

今回は、前回の机と合わせてお作りした小学生用の椅子について紹介いたします。

椅子については、特に 「収納の際にはスタッキングできるものを」、とのご希望がございました。

また、「座面と背もたれのすき間は、子供さんが頭を突っ込んで抜けなくならないような間隔にすること」 など、子供さんたちと直接触れあう現場ならではの、具体的できめ細やかなアドバイスをいただきながら製作をすすめました。

小学生用の椅子
小学生用の椅子

ぶつかった際にケガをしないよう、角は優しい丸みを帯びており、机と同様、優しいシルエットの椅子に仕上がりました。

座面の下に持ち運び用のすき間を入れたところ、「たいへん便利」 と喜んでいただきました。

スタッキングした小学生用椅子
スタッキングした小学生用椅子

写真は3脚ですが、5脚くらいまでは安定してスタッキングできます。

たくさんたくさん子供さんたちに触れられて、どんどん色つやがよくなっていくのが今から楽しみです。

今回は、お客様の様々なご助言やご提案が、私たちの仕事の進め方ととてもうまくかみあい、机、椅子ともに、シンプルですが、木の質感を十分に活かした、優しくて丈夫な、使いやすいものに仕上がったと思います。

先日、使い勝手などのご意見をうかがったところ、職員さんの会議も今回の机と椅子で行うようになり (椅子も机も、大人でも十分お使い頂けるサイズです)、「それまでよりもよいアイデアが出るようになった」 とのたいへん嬉しいご感想をいただきました。

アンズにつぼみがつきました
アンズにつぼみがつきました

さてさて、一昨年、知り合いの方に杏の実を頂いてジャムにしたところ、とても美味しくて、その後苗を購入したのですが、その苗に蕾がつきました。

1本では実が着きにくいようで、もう1本種類の違うものを購入したいと考えているところです。

しばらくは 「 だんごより花 」 で我慢することになりそうです。(Ku)