新年あけましておめでとうございます。

たいへん遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。

工房の方はとっくに始動していたのですが、ついつい新年のご挨拶が遅くなってしまいました。

本年も、健康に気を付け、充実した一年になるよう、2人でがんばってまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

さきほど、ホームページの方も、今年の展示会情報等の更新をいたしましたので、ご覧ください。

さて、年末からぽかぽか陽気の、とても冬とは思えない毎日が続いています。

工房の庭のブルーベリーにも、少しですが花が咲いてしまいました。

ブルーベリーの花が咲いてしまいました
ブルーベリーの花が咲いてしまいました

気象庁のホームページで、この1月の今日までの兵庫県の平均気温を調べてみたところ、約 8℃ となっていました。

これは、昨年の3月と同じ位で、昨年の1月と比べると3℃ほど高くなっているようです。

自宅ではほぼ暖房無しで過ごせて灯油代がかからず、昼間もぽかぽかしてよい気分にはなるのですが、この 「+3℃」 が、このまま一年を通じて影響したときの夏の暑さを想像すると、 ゾ~ッ とせずにはいられません。

やはり、寒くあるべき時期は寒くなってくれないと、なにかと困るものです。

工房の畑のソラマメも、葉が茂り、背が伸びて、この時期にしては元気がよすぎます。冬の間に何度か霜に当たらないといけないのでちょっと心配です。

この時期はすっかり枯れているはずの、メダカの鉢の「ホテイアオイ」もまだ青々と茂っています。そして工房の周りの雑草も…。

この先、ちゃんと冬らしい寒さになるとよいのですが…。(Ku)

今年の展示会は全て終了いたしました。

先週末は、倉敷での「アイビーバザール」へ参加してきました。

今年はこれまでよりも開催が2週間ほど早かったためか、昨年,一昨年と寒さに震えていたのがうそのような、ぽかぽか陽気の2日間でした。

3連休ということもあって、たくさんのお客さまが会場にお越しくださいました。

ありがとうございました。

会場の建物を覆うツタはきれいに紅葉していましたが、奥のメタセコイアはまだ青々としており、色彩豊かな風景の中でのイベントになりました。

メタセコイアはまだ青々としていました
メタセコイアはまだ青々としていました

おかげさまで、このアイビーバザールをもちまして、今年予定しておりました全ての展示会をつつがなく終えることができました。

また来年、充実した展示会が開けるようがんばっていきたいと思います。

来年の展示会につきましては、予定が決まり次第、ホームページの方で順次ご案内させていただきますので、是非ご参照ください。(Ku)

秋の展示会まであと約2週間

今年もあっという間に秋の展示会が近づいてきました。

” 暑い、暑い” とか、” 食欲の秋” とか言っている間にも、静かに、でも確実に時間は過ぎているのですね。

日にちを数えてみれば、あと約2週間。

現在は、最後の追い込み製作中ですが、その他にも、トラックや宿の手配、ご案内ハガキの準備、ポスターの製作などなど、やらないといけないことが山ほどあります。

回を重ね、初めの頃よりも落ち着いて準備ができるようにはなってきましたが、それでも小さなうっかりや、思わぬ予定のずれなどでどうしてもアタフタしてしまう部分がでてきます。

あともうひといき、”アタフタ” ができるだけ少なくなるよう、そして、より充実した展示会になるようにがんばりたいと思います。

今回は、定番の椅子や棚などのほか、新作として、大、小の「櫃(ひつ)」(収納家具です)や、ケヤキの一枚板を使った拭き漆仕上げのローテーブルの展示を予定しております。

今年の倉敷での展示会のご案内-1
今年の倉敷での展示会のご案内-1
今年の倉敷での展示会のご案内-1
今年の倉敷での展示会のご案内-2

昨年の展示会の様子などを、ホームページ中の「展示会案内」からご覧頂けます。是非ご参照ください。

イトトンボ-工房の庭で-
イトトンボ-工房の庭で-

すっかり秋も深まった工房の庭で、「イトトンボ」 を何匹も見かけるようになりました。

緑色っぽいトンボや青みがかったものなど、何種類かがいるようですが、こんなにたくさんのイトトンボを見るのは初めてです。

繊細な躰がまとう金属的な美しい色合いにしばし見入ってしまいました。

秋になると繁殖のために水辺に集まってくるとのことですが、工房の庭にはメダカを飼っている睡蓮鉢代わりの火鉢が2つあるだけです。

知らない間に火鉢でイトトンボが繁殖していたのでしょうか…

さて、来年は?(Ku)

実りの秋

2012年の秋、それまで2人ともが ”食わず嫌い” だったイチジクのおいしさに目覚め、翌年春に日本イチジクの苗を購入したことまでは、以前にこのブログでご報告させていただいたと思います。

その後、草むらだった空き地を開墾し、鉢植えだったイチジクの苗を地植えにしたのですが、先日初めて収穫することができました。

イチジク初収穫!
イチジク初収穫!

ポコポコと小さな実を付けていることには気づいていたのですが、そのうちのひとつが、いつの間にか大きく赤く熟れていたのです。

日本イチジクは秋果なのでちょっとフライング気味ですが、収穫は大歓迎です。

収穫したイチジク
収穫したイチジク

大人の拳ほどもある大きな実。

夕食のデザートに2人で半分ずつ頂きましたが、甘く優しい味でした。

次はいつかな、と日々のチェックは怠りませんが、残りの実が熟れるにはもうしばらくかかりそうです。

カラスに突かれないよう、近日中に網を掛ける予定です。

工房の裏庭には山栗が
工房の裏庭には山栗が

そして、工房の裏庭には山栗が!!

工房の裏庭は、切崖を経て丘陵の雑木林につながっているのですが、以前から毎年、山栗のイガがいくつか落ちてきていました。

いろいろな木がよく茂っていて姿は見えないのですが、奥の方に何本か栗の木があるようです。

なんと、今年は落ちてきたイガのいくつかに、栗の実も!!!

ぽろん、と実だけが落ちていることも。

落ちてきた栗
落ちてきた栗

もうちょっとためてから、やっぱり裏庭で穫れる ”ムカゴ” といっしょにご飯に炊き込もうと画策しています。

カマキリは眼がコワイ
カマキリは眼がコワイ

鉢植えの ”しだれ梅” の木に、立派な成虫のカマキリが。

眼がコワイ…。

(Ku)

一気に秋に

8月のうだるような暑さがウソのようです。

覚悟していた残暑もほとんどなく、例年ならまだ今頃は半袖Tシャツで、「暑い、暑い…」 と唸っていたように思うのですが、朝晩の肌寒さに慌てて長袖や毛布をひっぱり出したりしています。

一気に秋が深まる気配で、栗、ぶどう、柿、いちじくなど、店先に山積みになった秋の実りが、ただでさえ旺盛な私たちの食欲をさらにくすぐり、日々自制心との戦いです。

温かな食べ物もいっそうおいしく感じるようになったところで、今回は私の製作している? 『なべしき』? を紹介させて頂きます。

『なべしき』「熱っ」,「おっ鍋」
『なべしき』「熱っ」,「おっ鍋」

文字や絵柄を切り出した鍋敷きをつくるようになったきっかけは、何年か前に玉野の ”サンコア” さんで参加させて頂いたイベントでした。

『夏』 というタイトルで、作品を自由に製作するというイベントだったのですが、いろいろ悩んだ末に、私は ”夏” から連想するモノや文字をデザインした鍋敷きを製作しました。

それがとても楽しかったことと、たいへんご好評を頂いたことから、少しずつデザインを変えながら、いつの間にか定番の作品のひとつとなりました。

上の写真の2点は、鍋敷きの気持ちを文字に表した、ちょっと楽しい鍋敷きです。

「熱っ」は文字通り、熱っつ~いお鍋を上に載せられる鍋敷きの気持ちですが、もちろん冷たいお鍋を載せていただいても構いません。

「おっ鍋」は、「おっ鍋が載るんだナ」という鍋敷きの気持ちを表してみました。もちろんフライパンにもどうぞ。

この他、「春」・「夏」・「秋」・「冬」、「暑っ」 などの文字や、「鯛」、「かめ」、「エビ」 などの絵柄のものもあり、使わないときは壁に掛けて飾って頂くことができます。

是非展示会でいろいろなデザインの鍋敷きを手にとってご覧ください。

さて、先日またまたサクランボの木に発生した毛虫を退治していたところ、脱皮直後のカマキリを見付けました。

脱皮直後のカマキリ
脱皮直後のカマキリ

ちょっと分かりにくいのですが、写真中央少し上のうす黄色の部分が脱いだ皮です。

大きくて立派な躰でしたが、まだ羽が無かったので、成虫の一歩手前の状態だと思います。

無事に成虫になった姿をまた見たいものです。(Ku)

初めてホテイアオイに花が咲きました

工房の庭では、古い火鉢を睡蓮鉢代わりにしてメダカを飼っています。

もう7,8年になるでしょうか。(もちろんメダカは、繁殖させたり買い足したりで何度も代替わりしています。)

メダカ達の隠れ場所として、毎年春先にホテイアオイを買ってきて鉢に浮かべるのですが、今年初めて花が咲きました。

ホテイアオイの花
ホテイアオイの花

陽当たりが悪いと花が咲かないとのことですが、今年はたまたま周りの植物の茂り方の具合でよく陽が当たったのでしょうか…。

ホテイアオイ というと、爆発的な繁殖力をもつ外来種で、自然界では ”迷惑な水草” という印象が強いのですが、こんなにきれいな花を咲かせるのですね。

ホテイアオイの花(アップ)
ホテイアオイの花(アップ)

よく見ると、花びらの一枚一枚に特徴があることが分かります。

ホテイアオイの蕾
ホテイアオイの蕾

隣の株には蕾も。

1日で終わる、はかない命の花だそうです。

花言葉は、恋の悲しみ、恋の楽しみ、揺れる想い…。

その一方で、「世界の侵略的外来種ワースト100」なんて顔も…。
(余談ですが、あのおいしい ”わかめ” も、この 「ワースト100」の1つと知ってびっくりしました。日本近海から拡がったそうですが、日本と朝鮮半島以外では食べないので、ただのはた迷惑な ”害藻” なのだそうです。)

庭の片隅でひっそり楽しむに限ります。

ハラビロカマキリに睨まれました
ハラビロカマキリに睨まれました

柚の木で、羽化の観察にほどよい成長段階のアゲハの幼虫を捕獲していたら、ハラビロカマキリに睨まれました。

さてさて、ようやく朝晩は少し涼しくなり、工房の周りでは赤とんぼが飛び始め、秋の虫の声も大きくなってきました。

秋の声が聞こえ始めたら、ご注文品の製作に加え、秋の展示会の準備も本格的にスタートです。

今年も充実した展示会になるよう、これから “もりもり” とがんばっていきたいと思います。(Ku)