オクラとカメ

リクガメの”ほじほじ君”は、オクラが大好き。うっかり採り忘れて大きくなり過ぎてしまったオクラはほじ君のお腹に収まります。

オクラに夢中
オクラに夢中

ウトウトしていようが、寝床のおが屑の掘削に集中していようが、オクラを見せると目の色が変わるのが分かります。ドタバタと近づいてきて顔や口の周りをあの”オクラのヌルヌル”まみれにしながらあっという間に平らげます。

総じて青臭いものが好きなようですが、夏のオクラと冬のブロッコリーは特別のようです。青臭いものならと、先日ゴーヤの切れっ端をやってみましたが、2口ほどかじってからやっぱり苦かったのか、なんだかしばらくクシュクシュ口を鳴らしてました。

ん?
ん?

これは何?

オイルを塗って乾燥中の”もりのこストラップ”です。今回はご好評を頂いている自立するタイプを中心に補充しました。仕上げに、舐めても大丈夫な植物原料オイルを塗るのですが、きれいに乾くようにぶら下げて乾かすことにしました。乾いたらストラップ紐を付けて出来上がりです。使われて、触られて、テカテカにしてもらうのを一同楽しみにしております。

ニラの花
ニラの花

先週つぼみだったニラの花が咲きました。思いのほかきれいな花でびっくりしました。(Ku)

秋を見つけて

台風が過ぎ、やっと秋らしい涼しさになったなと思ったのも束の間、ここ2,3日は蒸し暑さがぶり返しています。

でも、雲の様子や空の高さはやっぱり秋を感じさせます。

夕暮れ時
夕暮れ時

自宅近くの小学校ももうすぐ運動会のようです。練習のためか、校庭に”大玉転がし”の玉などが出ていました。

セミの声もアブラゼミやクマゼミなどのちょっとやかましいような声から、ツクツクボウシの声に変わってきました。夕方になるとヒグラシと、スズムシなどの秋の虫の声が競い合うように聞こえてきます。工房は虫の出入り自由なので、ときどき建屋内に響くコオロギの声にびっくりさせられます。

ニラの花
ニラの花

プランターで育てている”ニラ”に花がつきました。雑草かと思い引き抜こうとしたのですが、雑草にしてはきれいなのでよくよく見たところニラの花だと気づきました。株を弱らせないためには切り取った方がよいようですが、きれいな花が咲きそうなので、そのままにしておきます。

工房では今、秋の展示会や公募展に向けてひたすら製作中です。新作については試作と試用をくり返し、納得のいくものにつくりあげていきます。そのせいで作業場はスツールだらけになってしまいました…

まずは、10月1,2日の『アート・クラフト・フェスティバルinたんば』です。クラフト展は基本的に個人参加なので、今回は太田秀世,太田久美子の2名各々で申し込んだところ、おかげさまで両名とも参加できることになりました。

あと約3週間。長いようであっという間に過ぎてしまうのでしょう。楽しんでいただける空間になるよう、がんばります。(Ku)

アート・クラフトフェスティバルinたんばのご案内
アート・クラフトフェスティバルinたんばのご案内

オクラの観察

オクラの花
オクラの花

花もきれいで実もおいしい”オクラ”を毎年育てていますが、うっかり収穫を忘れると次の日にはビックリするほど大きくなってしまうオクラの実。1日でどれくらい大きくなるのかと測ってみたところ、朝~夕方で1cmほど大きくなっていることが分かりました。

では、実のどの部分が伸びているのだろう、先端部分?それとも全体が均一に?そこでちょっと観察してみることにしました。
ちょうど4cmの測りやすそうな実がついていたので、マジックで1cm間隔にマークを付け、全体の長さとともにマークの間隔の変化も測ってみました。

測定開始時(8月25日8:46)
測定開始時(8月25日8:46)

【8月25日(曇りときどき小雨)、朝8時46分観察開始】
実の付いている茎の付け根から実の先端までちょうど70mm。実の長さが40mm、茎の部分は30mmということになります。この茎の付け根に定規の先端を合わせてその後の測定の基準とすることにしました。黒い点が10mm間隔のマークです。

25日14:36
25日14:36
25日17:35
25日17:35

【25日の夕方6時前】
実全体の長さは49mm、マークの間隔は上から15mm,12mm,12mm,10mm。茎の部分は伸びていません。
朝と比較して実全体で9mm伸びました。先端に近い部分ほどよく伸びたことが分かります。

26日8時43分
26日8:43

【翌26日(曇りのち晴れ)朝9時前】
実全体の長さは60mm、マークの間隔は上から17mm,16mm,15mm,12mm。茎の部分は伸びていません。
昨日の夕方から全体で11mm伸びました。やはり先端に近い部分ほど伸びる割合が大きいようですが、下部もわずかながら伸びていることが分かりました。

26日10:25
26日10:25
26日13:55
26日13:55
26日16:58
26日16:58

【26日夕方5時前】
実全体の長さは65mm、マークの間隔は上から19mm,17mm,16mm,13mm。茎の部分は伸びていません。
今朝からの伸びは全体で5mmでした。天気が良かったので昨日よりたくさん伸びるのではないかと思っていましたが、意外な結果でした。やはり先端に近い部分ほど伸びる割合が大きいようです。

収穫したオクラ
収穫したオクラ

たいへん雑な、しかも2日間だけの観察でしたが、全体が均一に伸びるのではなく、先端に近い部分ほど伸びる割合が大きいことが分かりました。
また、晴天の2日目より曇天の1日目の方が伸びが大きかったことから、太陽が照りつけているよりも、曇り空のもとでの方が実の生長が早いのかもしれません。

実の日齢によっても違うと思いますが、順調にいけば1日2cmのペースで大きくなるようで、やはり穫り忘れは禁物のようです。
収穫したマーク付きのオクラも、よく洗って私たちのお腹に収まりました。(Ku)

夏野菜の収穫

たいへん暑い日が続いています。山の上にある工房は下界の街なかよりも気温で2~3℃ほど低いのですが、それでも風がピタッと止む昼下がりは焼けたスレート葺きの屋根からの熱気がもろに伝わってきます。まるで粘りけのある熱い空気の中にいるようで、動きも緩慢になってしまいます。

そんな暑い中での楽しみは野菜の収穫。この夏はエダマメとズッキーニ,オクラ,坊ちゃんかぼちゃ,はやとうりなどを育てています。夏の野菜は実が大きいので収穫の実感もひとしおです。

収穫したかぼちゃとエダマメ
収穫したかぼちゃとエダマメ

金曜日にはかぼちゃ2個とエダマメを収穫しました。

20本ほど育てたエダマメは実の入ったものから2,3回収穫しました。もうそろそろ終わりのようです。坊ちゃんかぼちゃは3本に合わせて1ダースほどの実をつけました。今回が今年の初収穫です。まだかまだかとヘタや実の様子をチェックするのが毎朝の楽しみです。

今野菜を作っているのは、工房の脇の庭の一部を区切ったごく狭い畑です。食料自給率を高めるべく、もう少し畑の部分を拡げる予定です。涼しくなってからの話ですが…。

キンカンの花
キンカンの花
ギボウシのつぼみ
ギボウシのつぼみ

白い花は涼しげな感じがします。キンカンの花が咲き始め、ギボウシにはつぼみがつきました。(Ku)

材木の仕入れ

”梅雨明け”の声とともに青空が戻り、また暑い夏がやってきました。

青空と入道雲
青空と入道雲

もくもくとわき出るような入道雲を見ると、”夏”を実感します。

梅雨明け直前の水曜日に、四国に材木の仕入れに行ってきました。

仕入れてきた材木
仕入れてきた材木

今回は、以前から材木屋さんにすすめられていた製材済みのタモの丸太を購入してきました。一部を今ご注文頂いている収納棚の材料として使用します。

材木の長さは4m、一番重い1枚は厚さ約7cm、幅60cmあり、ざっと重さを計算すると100kg近いことになります。積むときは材木屋さんにフォークリフトで積んでもらえるのですが、降ろすときは人力です(今回借りたトラックにはユニックが付いているのですが、私たちはそれを使う資格を持っていないので…)。仮置き台を置いたり、いろいろ工夫をしながらなんとか2人で荷下ろしをしました。桟積みをし、あとは出番待ちです。

熟れたブラックベリー
熟れたブラックベリー

工房の庭のブラックベリーを初収穫しました。写真のように真っ黒に熟れたら採り頃です。初収穫は3粒でしたが、これから順次熟れていくはずです。採った分はとりあえず冷凍し、ある程度量がまとまったらジャムにする予定です。

大きくなったバッタ
大きくなったバッタ

5月に見付けたバッタの子供達も順調に成長しているようです。そこかしこに1~2cmほどに大きくなったバッタを見かけます。他のものは食べてもいいけど、ブラックベリーは食べないでね!!(Ku)

原寸図作成中

姫路のお客様から収納棚製作のご相談をいただきました。先々週、実際に設置される場所を見せて頂き、寸法や使い方、収納される物の大きさなど具体的なご希望をうかがってきました。その後、作製した1/10縮尺の図面をもとにFAXと電話でやりとりをさせて頂き、先日デザイン等が決定しました。

現在原寸図を作成中です。

原寸図製作中
原寸図製作中

今回は直線的なデザインで形としてはシンプルなのですが、引き出しもあり、木組みの部分については正確な製作のために1/1の原寸大の図面が欠かせません。

図面にはなんとかめどがつき、製作に取りかかれそうです。まずは材木選びからですが、今回は天気のよい日を見計らって久しぶりに材木の仕入れに行く予定です。

桔梗のつぼみ(6月21日)
桔梗のつぼみ(6月21日)

 

工房の庭ではいま、桔梗の花盛りです。先週くらいからつぼみがふくらみ初め、今週に入って少しずつ花が開き始めました。あざやかな紫がきれいです。

咲き始めた桔梗(6月28日)
咲き始めた桔梗(6月28日)

まるで”ポンッ”と音を立てて開きそうな桔梗のつぼみ。

開ききる直前の桔梗の花(7月1日)
開ききる直前の桔梗の花(7月1日)

あとちょっとで開ききる花は、ついつい開くのを手伝ってあげたくなります。

庭で見付けた玉虫
庭で見付けた玉虫

昨年掘り残した根から芽が出て茂り始めたハヤトウリの葉の上に玉虫を見付けました。毎年庭で1,2匹見かけるのですが、何度見てもきれいです。昔は「玉虫厨子」と聞いてもピンとこなかったのですが、実際にきれいな玉虫を見ると、装飾に使われるのがよく分かります。(Ku)