小松菜の発芽

先週の文化の日に種まきした小松菜が発芽しました。

小松菜の発芽
小松菜の発芽

夏にエダマメを育てていた場所ですが、何をつくろうかと迷った末に小松菜にしました。ホームセンターで種を買ったのですが、小松菜にもいろいろな種類があるのですね。これまた迷った末、”サラダ小松菜”という、少し柔らかめの葉の小松菜にしました。

エダマメのときはマルチを張っていたので、それをはがして肥料や薪ストーブで出た灰などを入れて耕し、2列にすじ播きしました。

収穫はもちろんうれしいのですが、種から芽が出るときが一番楽しいです。

”文机”の木地
”文机”の木地

製作中のクリの文机の木地が出来上がりました。オイルを塗って組み立てて完成です。お客様にご注文いただいたものですが、ご好意により倉敷で展示させて頂く予定です。

倉敷での展示会のご案内
倉敷での展示会のご案内

今年も倉敷での個展が近づいてきました。初めての個展から毎年同じギャラリーで展示会をさせていただいていますが、早いもので今回で7回目になります。

今年もたくさんの方に楽しんでいただけるよう、あと2週間がんばります。

倉敷”スペースみき”での個展の詳細は、ホームページ『展示会案内』をご覧ください。(Ku)

ハヤトウリの収穫

ハヤトウリを初収穫しました。

まだかまだかと、実の成長具合は毎日チェックしていたつもりでしたが、屋根の狭い軒のような部分に隠れて見落としていた大きな実を2つ見付け、収穫しました。

初収穫したハヤトウリ
初収穫したハヤトウリ

大人のこぶしくらいの大きさで、もう少し大きくしてもよかったのですが、待ちきれなくて…。

早速ベーコンと炒めて頂きました(例によって調理後の写真はありません)。1年ぶりの味、おいしかったです。豚肉やベーコンなどといっしょに塩味で炒めるのが一番簡単で失敗もなくおいしいと思いますが、インターネットでレシピを調べると、ポタージュや酢漬け、サラダなどいろいろな調理方法が出てきます。今年はたくさん穫れそうなので、いろいろ挑戦してみたいと思います(食べてしまう前に写真を撮るよう努力します)。

工房の庭では”ツワブキ”の花が満開です。何度見ても豪快です。

ツワブキの花
ツワブキの花

あんなに暑かった夏もいつの間にか過ぎ去り、すっかり秋らしくなりました。お風呂や冬布団が心地よく、ついついどちらにも長居をしてしまいます。

秋晴れの昼間には、ツワブキの葉の上でカナヘビが日光浴をしていたり、大きくなったカマキリがハヤトウリの葉陰で獲物を待ち構えていたり…。なんとも平穏な時間があるかと思えば、工房周辺の森林はどうやらカラスの”集団ねぐら”になっているらしく、秋を迎えて集団化したカラスが騒々しく群れていたり。

そんなこんなでもう10月も終わりです。倉敷での個展まであと1ヶ月弱。現在、ご注文いただいた食器棚の製作が佳境をむかえています(お客様のご好意で、倉敷で展示させて頂けることになっています)。そのあと、小さめの文机の製作にかかる予定です。(Ku)

弘法市

金曜日、京都の東寺で毎月21日に開かれている「弘法市」へ行ってきました。

東寺の五重塔
東寺の五重塔

参道から境内まで所狭しと並んだ露店は1,000店を越えるとか。骨董品のお店をメインに、植木,野菜や果物,漬け物を売るお店、たこやきなどの飲食店などなど…。

骨董のお店にはとにかくいろいろな物がならんでいます。焼きものや家具,着物,仏像,刀,大工道具,玩具,レコード,本,蓄音機,カメラ,秤,タイル,ガラス,掛け軸に切手…。挙げればきりがありません。何に使うのか分からないような物もたくさんあり、とにかく面白いのです。中には”ガラクタ”としか思えないような物もあるのですが、きっと探している人、興味のある人には貴重な物なのでしょう。

私たちの目当ては古い家具を見たり、家具の金具製作の参考にできるような取っ手や引き手などを探したりすることです。それ以外の物も、きっとどこかに”お宝”が埋もれているはず、と目を皿のようにして眺めます。ずっしりと大きなお蔵の錠前や細かい細工のされた刀のつばなどに目がいきますが、そういうものは手の出る値段ではありません。

今回は、”黒檀の引き手”と”酒袋”,”トルコの小さなお皿(これは骨董ではなく、私の園芸用で、1枚200円でした)”,柿(10個で500円)を購入しました。

酒袋とお皿
酒袋とお皿

お腹がすいたら露店で買い食いです。お昼ご飯代わりにお好み焼きと”こんにゃく串”を食べました。どうしても食い気が先に立ってしまう私たち。今回も、平らげてしまった後で”写真撮ればよかった!”。

収穫した”むかご”
収穫した”むかご”

工房の裏庭になぜか”山芋”が自生しており、”むかご”が付いています。今週、大きくなったものを収穫しました。まだ小さいものもたくさんあるので採りためて”むかごご飯”にしようと思っています。(Ku)

実りの秋

周りの田んぼでは稲刈りもほとんど終わり、工房へ通う道ばたには”栗ひろい”ののぼりが立ち並んでいます。実りの秋です。

工房の畑では、昨年の掘り残しの根っこから芽を出したハヤトウリにも実が着き始めました。今年はせっせと肥料をやったせいか、1株なのにこの茂りようです。

よく茂ったハヤトウリ
よく茂ったハヤトウリ

やはりハヤトウリの花にはスズメバチがやって来ます。ブーンブーンと音をたてて飛んで来ては小さな花の蜜を吸っていきます。刺激をしなければ襲ってくるこ とはありませんし、蔓の整理や草むしりなど、ハヤトウリの周りで作業をしているとあちらも遠慮しているのか近づいて来ないようです。お互いに(?)相手を尊重して安全にハヤトウリに近づ ことを心がけています。

ハヤトウリに来るスズメバチ
ハヤトウリに来るスズメバチ

先日の”アート・クラフトフェスティバルinたんば”に行く途中に立ち寄った道の駅で立派な”丹波栗”を買って来たのですが、大好きな栗ご飯だけでは食べきれず、”渋皮煮”にしました。

栗の渋皮煮
栗の渋皮煮

ネットいっぱい1.5kgほどあったうちの1kgを2人でせっせと皮むきし、湯がくこと数回。砂糖を入れて炊きあげ、仕上げにたっぷりのブランデーを。

皮をむくときに渋皮にもキズを付けてしまったためちょっと渋皮がむけてしまったものもありますが、おいしそうに炊きあがりました。瓶詰めにして保存食に。

”イワシャジン”の花
”イワシャジン”の花

秋の花も咲き始めました。”イワシャジン”の真っ白いきれいな花が見頃です。(Ku)

オクラとカメ

リクガメの”ほじほじ君”は、オクラが大好き。うっかり採り忘れて大きくなり過ぎてしまったオクラはほじ君のお腹に収まります。

オクラに夢中
オクラに夢中

ウトウトしていようが、寝床のおが屑の掘削に集中していようが、オクラを見せると目の色が変わるのが分かります。ドタバタと近づいてきて顔や口の周りをあの”オクラのヌルヌル”まみれにしながらあっという間に平らげます。

総じて青臭いものが好きなようですが、夏のオクラと冬のブロッコリーは特別のようです。青臭いものならと、先日ゴーヤの切れっ端をやってみましたが、2口ほどかじってからやっぱり苦かったのか、なんだかしばらくクシュクシュ口を鳴らしてました。

ん?
ん?

これは何?

オイルを塗って乾燥中の”もりのこストラップ”です。今回はご好評を頂いている自立するタイプを中心に補充しました。仕上げに、舐めても大丈夫な植物原料オイルを塗るのですが、きれいに乾くようにぶら下げて乾かすことにしました。乾いたらストラップ紐を付けて出来上がりです。使われて、触られて、テカテカにしてもらうのを一同楽しみにしております。

ニラの花
ニラの花

先週つぼみだったニラの花が咲きました。思いのほかきれいな花でびっくりしました。(Ku)

秋を見つけて

台風が過ぎ、やっと秋らしい涼しさになったなと思ったのも束の間、ここ2,3日は蒸し暑さがぶり返しています。

でも、雲の様子や空の高さはやっぱり秋を感じさせます。

夕暮れ時
夕暮れ時

自宅近くの小学校ももうすぐ運動会のようです。練習のためか、校庭に”大玉転がし”の玉などが出ていました。

セミの声もアブラゼミやクマゼミなどのちょっとやかましいような声から、ツクツクボウシの声に変わってきました。夕方になるとヒグラシと、スズムシなどの秋の虫の声が競い合うように聞こえてきます。工房は虫の出入り自由なので、ときどき建屋内に響くコオロギの声にびっくりさせられます。

ニラの花
ニラの花

プランターで育てている”ニラ”に花がつきました。雑草かと思い引き抜こうとしたのですが、雑草にしてはきれいなのでよくよく見たところニラの花だと気づきました。株を弱らせないためには切り取った方がよいようですが、きれいな花が咲きそうなので、そのままにしておきます。

工房では今、秋の展示会や公募展に向けてひたすら製作中です。新作については試作と試用をくり返し、納得のいくものにつくりあげていきます。そのせいで作業場はスツールだらけになってしまいました…

まずは、10月1,2日の『アート・クラフト・フェスティバルinたんば』です。クラフト展は基本的に個人参加なので、今回は太田秀世,太田久美子の2名各々で申し込んだところ、おかげさまで両名とも参加できることになりました。

あと約3週間。長いようであっという間に過ぎてしまうのでしょう。楽しんでいただける空間になるよう、がんばります。(Ku)

アート・クラフトフェスティバルinたんばのご案内
アート・クラフトフェスティバルinたんばのご案内