倉敷に向けて

たたみかけるような季節外れの台風に、飛びそうな物を入れたり出したりとアタフタする日が続いていますが、工房では来月12日からの倉敷での個展に向けて着々と準備を進めています。(倉敷での展示会の詳細はこちらをごらん下さい。)

今年で9回目となる倉敷での展示会。

毎回、落ち着いた、でも新鮮な空間になるよう努力しているのですが、その一環として ”今年の新作” を用意するようにしています。

今年は、DMにも載せた 『椅子』 がそのひとつなのですが、コモノを含めてもういくつか用意できそうです。

製作中のモビール用のクジラたち
製作中のモビール用のクジラたち

これは私の ”モビール” になるクジラたち。

モビールは倉敷では初めて展示することになります。楽しい展示になるよう、楽しく作っています。

何になるかは、おたのしみ
何になるかは、おたのしみ

こちらは、大物。

何になるかは、展示会でのおたのしみ、ということで。

定番のスツールなども、少しずつ改良を加えています。

あと約2週間。

より充実した展示となるよう、がんばっていきたいと思います。(Ku)

さつまいもの収穫

薪ストーブで焼いた干し芋がえらく美味しくて、手に入りやすい鳴門金時で作ってみたけれど、ホクホクしたお芋の質のためにあまり上手に出来なかったということを、今年1月13日の『干し芋に魅せられて』でご報告しました。

その後、干し芋に適した、もっとねっとりした種類のお芋を探してみたのですが、身近では販売されていないことが分かりました。

ならばと、干し芋に適したお芋を育てるところから始めることに。

このブログではサツマイモのことはほとんどお知らせしてきませんでしたが、実は ”干し芋作戦” は着々と進行中だったのでありました。

5月、干し芋に向いているという 「タマユタカ」 というサツマイモの苗をインターネットで取り寄せ、10本の苗を植え付けました。

それはそれは元気なサツマイモで、葉やツルが茂るわ、茂るわ…。隣に植えたカボチャの一部が負けてしまうほどの勢いでした。

周りの鳴門金時の畑で収穫が始まったので、私達も収穫をすることにしました。

今年は水不足や暑さのせいで地域によってはお芋の出来があまり良くないとか、葉やツルが茂りすぎるのはよくないとか、ちょっと心配でしたが…

収穫したサツマイモ
収穫したサツマイモ

掘り始めてみると、大きなお芋がゴロゴロと出てくるわ、出てくるわ…。期待以上の出来に2人とも口元ゆるみっぱなしで収穫しました。

結局、一輪車に8分方、重さにして20kgくらいでしょうか。

しばらく熟成させて甘みを増し、天日干しに適した冬になってから干し芋にするのがよいとのこと。これだけのお芋を干し芋にするのはなかなか大変そうではありますが、この冬のおやつに苦労することはなさそうです。(Ku)

たんばクラフトが無事終わりました

「たんばクラフト」が無事終了しました。

今年はちょっと広めの区画を使うことができたので、テントとタープを使って今までよりゆったりと展示をすることができました。

2013たんばクラフトの展示(小物)
2013たんばクラフトの展示(小物)

展示台の方には厨子のほか、額,花入れ,小箱,トレイ,積み木などのコモノを。

2013たんばクラフトの展示(家具)
2013たんばクラフトの展示(家具)

家具は、椅子,スツール,棚を展示しました。

今年も1日目の土曜日は雨模様だったのですが、昨年台風で大変な目にあって鍛えられたおかげで雨対策も充分に出来、落ち着いて展示ができました。

でもせっかくの野外でのクラフト展、やっぱり晴れて欲しいもの。

2日目の日曜日の朝、「今日は晴れないかな~」、と空を見上げようとしたら、テントの屋根にアマガエルが。

テントの上にアマガエル
テントの上にアマガエル

きっとカエルは、「雨が降らないかな~」と空を見上げていたのでしょう。

そんなカエルに向かって、「今日はケロケロ鳴かんといてよ~!」とお願いしたおかげかどうかは分かりませんが、2日目は暑いほどの晴天に。

1日目は雨の中、2日目は暑さの中、たくさんのお客様がご来場くださいました。

私達もたくさんの方と楽しいお話しをさせていただき、充実した2日間を過ごすことができました。ありがとうございました。

また、毎回様々な準備や心配りをして下さるスタッフの方々には感謝するばかりです。本当にありがとうございました。

来年はまた2人で参加できるようにがんばります。

またあの自然いっぱいの会場でお会いしましょう!!(Ku)