来週末は ”たんばクラフト” です

あまりの暑さに、「もうこのまま終わらないのではないか」、とさえ感じた8月に比べ、9月はあっという間に過ぎ去って行こうとしています。

いよいよ来週末(10月5,6日)は、『アート・クラフトフェスティバル in たんば』です。

『たんばクラフト』のご案内
『たんばクラフト』のご案内

「秋の丹波」といえば、栗,黒豆,マツタケなどなどおいしいものも目白押し。

今年は「太田秀世」1名のみの出展ですが、ちゃんと2人でお待ちしておりますので、秋の観光も兼ねて是非お出掛けください。

会場等の詳細は「たんばクラフトのホームページ(外部リンク)」をごらん下さい。

今年はよいお天気になりますように!!!(Ku)

食欲の秋、芸術の秋、実りの秋

まんまるいきれいなお月様が、ぽっかりと空に浮かんだ ”中秋の名月” の木曜日。

お月見だんごの代わりに、冷たい ”白玉ぜんざい” を作りました。

月見”白玉ぜんざい”
月見”白玉ぜんざい”

もっちもちツルンツルンの白玉だんごは2人の大好物(簡単に作れるし…)。

お月様のことはすっかり忘れておいしくいただきました。

さて、食欲の秋は、芸術の秋。

10月の「たんばクラフト」、11月には倉敷での展示会が控えており、現在、新作の製作やコモノの補充などの準備を進めています。

製作中の”小椅子”
製作中の”小椅子”

これは、製作中の「小椅子」です。

実はこの春に”旋盤” を導入しました。

まだまだ使いこなすまではいかないのですが、これまで手作業で削りだしていた丸棒や、スツールの丸い座面などを、ずっと手際よく加工できるようになりました。

上の写真に写っている ”カノポス壺” のようなものは、旋盤で加工した小椅子の脚の部材です。これをさらに手道具で削り、刃物の跡を付けてざっくりと落ち着いた雰囲気に仕上げていきます。

涼しくなって仕事もはかどるようになりました。展示会に来て下さるお客様に喜んでいただけるよう、しっかりと準備していきたいと思います。

植木鉢で生ったりんご
植木鉢で生ったりんご

お隣の方が植木鉢で(!!)育てられているりんごの実をくださいました。

盆栽などでよく目にする”姫りんご”ではなく、直径6~7cmはある立派なりんごです。

今年は数は少ないけれど、大きな実がついたとのこと。

どんな味がするのか、いただくのが楽しみです(あ、やっぱり食欲の秋で終わってしまいました)。(Ku)

ボイジャー1号

今週は、『宇宙探査機 ”ボイジャー1号” が太陽圏を出て恒星間空間に達した』という、とても興味深いニュースがありました。

地球と切っても切れない関係にある太陽の影響を受けない空間は、私達人間にとって全く未知の世界ですから、”宇宙戦艦ヤマト” ではありませんが、まさに”無限にひろがる大宇宙” に旅立ったということになります。

ボイジャーは、私がちょうど星やら宇宙やらに興味を持ち始めた頃に打ち上げられたこともあって、特に強い印象を持っています。

新聞に掲載された木星や土星の鮮明な写真に目を奪われ、切り抜きで新聞を穴だらけにしたり、ボイジャーに搭載されたレコードに収録されている、いろいろな国の言葉での挨拶や音楽、自然の音などが入った雑誌の付録の ”ソノシート” をドキドキワクワクしながら聴いたことを懐かしく思い出しました(そのソノシートはまだ大切に保管しています)。

ボイジャーが運んでいるレコードの音が入っているソノシート
ボイジャーが運んでいるレコードの音が入っているソノシート

ボイジャー2号やパイオニア10号,11号も、近い将来太陽系から旅立っていくとのこと。

手紙を入れて海に流したボトルが、いつか知らない国の岸辺に届くように、これらの探査機もいつの日か他の星にたどり着くかもしれません。

確かめるすべはありませんが、そんな探査機たちの旅を想像すると、ワクワクした心が一気に宇宙空間に飛んでいきます。

『野球カステーラ』
『野球カステーラ』

最近見つけた”うまいもの”。

三宮の、兵庫県各地の特産品を集めたお店で見つけた「楠堂本家 野球カステーラ」。

今年の6月末だったでしょうか。隣接している書店に行ったついでに、どんなものが売られているのだろうと、何を買うでもなくぶらぶら商品棚を見ていたところ、視界の隅で私の心を呼び止めるものが…。

そこにはシンプルな袋にパッケージされた「野球カステーラ」なるカステラ焼きが。

野菜カステラ、ベビーカステラ、ピンス焼き、人形焼きなど、一口サイズのカステラ焼きは知っているのですが、”野球” は初めてです。

しかも、それまで食べたことのあるものよりもなんだか柔らかそうだし、袋にキュッと詰まった様子に心をわしづかみにされ、試しに一袋買ってみました。

夜のコーヒータイムで早速食べてみると、ほどよい甘さ、心地よい弾力、あっさりした飽きのこない素朴な味…。

袋を開けるときは、今日と明日とで半分ずつ食べようと思っていたのに、途中でやめることができず、2人でパクパクッとあっという間に一袋食べ終えてしまいました。

ボール、バット、ミット、グローブ、キャッチャーマスク、トロフィーなど、形によって微妙に食感が違うのも楽しいです。

以来、三宮へ出掛ければ、必ず買って帰ることにしています。

湊川にあるお店に行けば焼きたてが食べられるとのこと。機会があったら是非行ってみたいと思っています。(Ku)

カボチャとキュウリとニラとかめ

すっかり秋らしくなりました。

朝晩は肌寒いくらいで、慌てて毛布を引っ張り出しました。

ついこの前までの猛烈な暑さがウソのようです。

工房の畑も秋の装いに変わりつつあります。

”初かぼちゃ” と ”終いきゅうり”
”初かぼちゃ” と ”終いきゅうり”

金曜日に最後のきゅうりを収穫しました。

この夏は、「朝起きたらきゅうりになっているかも」、と思うほどたくさんのきゅうりを食べることができました。

きゅうりと入れ替わるようにかぼちゃを初収穫。

まだ5~6個の実を付けています。私はかぼちゃが大好きなので、とっても楽しみです。

ニラの花
ニラの花

プランターで育てているニラ。

しばらくほったらかしにしていたら花盛りに。

花としてはとてもきれいなのですが、やっぱりニラの香りがします。

オクラが大好きな”ホジホジ君”
オクラが大好きな”ホジホジ君”

オクラももうそろそろ終わりですが、うっかり見落として大きくなり過ぎてしまった実はホジホジ君に。

あの青臭さが好きなのか、それはそれは一生懸命オクラを囓ります。

今朝、オクラを食べているところを撮ろうとカメラを向けると、カメラ目線で近づいてきました。

ちょっとしたことですぐ甲羅に頭を引っ込めてしまうほど臆病なくせに、こんな風に妙に人なつっこいところもあります。

つぶらな瞳が何か言いたそうです。

「オクラをありがとう」 あるいは 「ブロッコリーはまだ?」 なんてところでしょうか。それとも人間には思いも及ばないような宇宙の真理について語っていたりして…。

オクラに取り組む”ホジホジ君”
オクラに取り組む”ホジホジ君”

でもしばらくすると、宇宙の真理よりもやっぱり食欲が勝ったらしく、一心不乱にオクラを食べ始めました。

秋になって食欲が増すのは人間だけではないようです。(Ku)

やっと活動的になりました

先週末の雨のおかげもあってか、朝晩はちょっと肌寒いような日もあり、今週はぐっと過ごしやすくなりました。

私達もやっと活動的になりました。

まず火曜日、ちょっとずらした夏休みということで、ず~っと楽しみにしていた映画『スター・トレック イントゥダークネス』を観に三宮へ行ってきました。

映画館で映画を観るのは前作の「スター・トレック」から3年ぶりです。小学生の頃からのスタートレックファンである私にとっては見逃せない映画。大きなスクリーンと整った音響設備のなかで観る映画は格別です。約2時間の至福のひとときを過ごしました。”スタートレック”について書きだすと止まらなくなるのでやめておきます。次作はまた3年後?

金曜日は岡山へ。

まず、いつもお世話になっている玉野のギャラリー”サンコア”さんで開催されている夏の企画展「おいしい夏」をたのしみました。今年は”紙皿を使ったアート”ということで、様々な絵が描かれた紙皿や、紙皿を立体的に重ねたり曲げたりして製作された作品が所狭しと展示されており、とても楽しく、見応えがありました。

その後倉敷へ。こちらもいつもお世話になっているギャラリーさんなどにご挨拶に伺いました。「昨日くらいからみんな動き出したわ。」は、あるオーナーさんのお言葉。今年の暑さに参ってヘロヘロしていたのは私達だけではなかったようで、ちょっと安心しました。

雨の”倉敷民藝館”
雨の”倉敷民藝館”

最後に”倉敷民藝館”に寄って帰ってきました。雨にしっとりと濡れた民藝館も風情があってよいものです。

そして昨日は、ご注文いただいていた ”ローテーブル” を納品させていただきました。

ローテーブル
ローテーブル

展示会で ”ローテーブル” をご覧になったお客様が、もう少し幅を広くして書き物机としてご使用になりたいとのことで今回製作させていただきました。落ち着いた漆喰の壁に拭き漆の艶のある色合いが映え、とても喜んでいただけました。

”カナヘビ”の子供
”カナヘビ”の子供

工房の庭で水やりの最中、小さなものが動きました。

3~4cmほどの小さな”カナヘビ”の子供で、手に取っても慌てた様子もなく、じっとしていました。つぶらな瞳ですがなかなかの面構えで、この後口を大きく開けて威嚇されました。(Ku)