オクラとカメ

リクガメの”ほじほじ君”は、オクラが大好き。うっかり採り忘れて大きくなり過ぎてしまったオクラはほじ君のお腹に収まります。

オクラに夢中
オクラに夢中

ウトウトしていようが、寝床のおが屑の掘削に集中していようが、オクラを見せると目の色が変わるのが分かります。ドタバタと近づいてきて顔や口の周りをあの”オクラのヌルヌル”まみれにしながらあっという間に平らげます。

総じて青臭いものが好きなようですが、夏のオクラと冬のブロッコリーは特別のようです。青臭いものならと、先日ゴーヤの切れっ端をやってみましたが、2口ほどかじってからやっぱり苦かったのか、なんだかしばらくクシュクシュ口を鳴らしてました。

ん?
ん?

これは何?

オイルを塗って乾燥中の”もりのこストラップ”です。今回はご好評を頂いている自立するタイプを中心に補充しました。仕上げに、舐めても大丈夫な植物原料オイルを塗るのですが、きれいに乾くようにぶら下げて乾かすことにしました。乾いたらストラップ紐を付けて出来上がりです。使われて、触られて、テカテカにしてもらうのを一同楽しみにしております。

ニラの花
ニラの花

先週つぼみだったニラの花が咲きました。思いのほかきれいな花でびっくりしました。(Ku)

台風だ!!

非常に大きな台風12号がやっと通り過ぎました。各地で高潮や河川の氾濫など大きな被害が出たようです。被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。

特に、台風が直撃した岡山は知り合いも多く、被害の状況が気になります。また、先日”モビール展”でお世話になったギャラリーは宇野港のすぐ近くにあり、以前の台風で高潮による大きな被害に遭われたとのこと。今回も玉野市全域に避難勧告が出たことをニュースで知りましたが、テレビやインターネットで入手できる情報は限られており、正確なところが分からず心配です。

ここ淡路島では、幸い大きな被害は無かったようです。私たちの家の周辺にも特に変わった様子はありません。”台風”というよりも、「かなりまとまった大雨が降った」という印象です。雨が欲しい時には全く降らず、降り始めると徹底的という最近の雨の降り方には困ったものです。

工房の方は、雨が横殴りに降ると屋根のスレートのすき間から雨が吹き込んでくるので、金曜日の夕方に機械類にブルーシートを掛けてきました。

台風への備え
台風への備え

工房を開いて初めて台風を経験した数年前、吹き込んだ雨水によって機械の定盤などが見事に錆びてしまい、サビを落とすのにたいへん苦労しました。それからは台風への備えとして、外回りの片付けに加えて、機械の養生が必須となりました。状況確認は明日になりますが、思っていたよりも風は強くなかったので外回りも含め、大丈夫だと思います。

あ、前回の台風で傾いたサクランボの木がそのままでした。倒れていませんように。(Ku)

夏真っ盛り

梅雨が明けたとたん、夏真っ盛りといった暑い日が続いています。月曜日(11日)の工房からの帰り道、大阪湾上空にかなり大きな入道雲が見えました。

あまりの立派さに「花さじき」の近くに車を駐めて写真撮影。

まるで「天空の城ラピュタ」に出てくる”竜の巣”のようです。

かなとこ雲(2011.7.11)
かなとこ雲(2011.7.11)

調べてみると、”かなとこ雲”というそうで、積乱雲が成長しきると上部が平らになるとのこと。平らな面がちょうど対流圏と成層圏の境目になるらしく、高度はおよそ11kmだとか。壮大なスケールですね。

積乱雲の前を飛ぶ飛行機
積乱雲の前を飛ぶ飛行機

よく見ると、雲を避けるように飛行機が飛んでいました。神戸空港行きでしょうか?

収納棚の部材
収納棚の部材

さて、現在製作中の収納棚は、外枠についての主な部材の加工が終わりました。

写真手前の長い部材は棚の四隅の柱となるものです。棚ダボ孔の加工も済みました。真ん中あたりに立ててある板は、左右の側板になる部材です。ペーパーがけ前の「水引き」を済ませて乾燥中。これから引き出し,棚板などの製作にとりかかります。

熟睡中のカメ
熟睡中のカメ

こんなに暑い中でも、”ほじほじ君”はしっかり熟睡です。朝、ケージの置いてある部屋のカーテンを開けに行くと、完全に脱力して首の伸びた姿で熟睡しています。まるで行き倒れたかのようなこの姿。カメも夢を見るのでしょうか…(Ku)

材木の仕入れ

”梅雨明け”の声とともに青空が戻り、また暑い夏がやってきました。

青空と入道雲
青空と入道雲

もくもくとわき出るような入道雲を見ると、”夏”を実感します。

梅雨明け直前の水曜日に、四国に材木の仕入れに行ってきました。

仕入れてきた材木
仕入れてきた材木

今回は、以前から材木屋さんにすすめられていた製材済みのタモの丸太を購入してきました。一部を今ご注文頂いている収納棚の材料として使用します。

材木の長さは4m、一番重い1枚は厚さ約7cm、幅60cmあり、ざっと重さを計算すると100kg近いことになります。積むときは材木屋さんにフォークリフトで積んでもらえるのですが、降ろすときは人力です(今回借りたトラックにはユニックが付いているのですが、私たちはそれを使う資格を持っていないので…)。仮置き台を置いたり、いろいろ工夫をしながらなんとか2人で荷下ろしをしました。桟積みをし、あとは出番待ちです。

熟れたブラックベリー
熟れたブラックベリー

工房の庭のブラックベリーを初収穫しました。写真のように真っ黒に熟れたら採り頃です。初収穫は3粒でしたが、これから順次熟れていくはずです。採った分はとりあえず冷凍し、ある程度量がまとまったらジャムにする予定です。

大きくなったバッタ
大きくなったバッタ

5月に見付けたバッタの子供達も順調に成長しているようです。そこかしこに1~2cmほどに大きくなったバッタを見かけます。他のものは食べてもいいけど、ブラックベリーは食べないでね!!(Ku)

原寸図作成中

姫路のお客様から収納棚製作のご相談をいただきました。先々週、実際に設置される場所を見せて頂き、寸法や使い方、収納される物の大きさなど具体的なご希望をうかがってきました。その後、作製した1/10縮尺の図面をもとにFAXと電話でやりとりをさせて頂き、先日デザイン等が決定しました。

現在原寸図を作成中です。

原寸図製作中
原寸図製作中

今回は直線的なデザインで形としてはシンプルなのですが、引き出しもあり、木組みの部分については正確な製作のために1/1の原寸大の図面が欠かせません。

図面にはなんとかめどがつき、製作に取りかかれそうです。まずは材木選びからですが、今回は天気のよい日を見計らって久しぶりに材木の仕入れに行く予定です。

桔梗のつぼみ(6月21日)
桔梗のつぼみ(6月21日)

 

工房の庭ではいま、桔梗の花盛りです。先週くらいからつぼみがふくらみ初め、今週に入って少しずつ花が開き始めました。あざやかな紫がきれいです。

咲き始めた桔梗(6月28日)
咲き始めた桔梗(6月28日)

まるで”ポンッ”と音を立てて開きそうな桔梗のつぼみ。

開ききる直前の桔梗の花(7月1日)
開ききる直前の桔梗の花(7月1日)

あとちょっとで開ききる花は、ついつい開くのを手伝ってあげたくなります。

庭で見付けた玉虫
庭で見付けた玉虫

昨年掘り残した根から芽が出て茂り始めたハヤトウリの葉の上に玉虫を見付けました。毎年庭で1,2匹見かけるのですが、何度見てもきれいです。昔は「玉虫厨子」と聞いてもピンとこなかったのですが、実際にきれいな玉虫を見ると、装飾に使われるのがよく分かります。(Ku)

ビワの収穫

2年前から、夫の高校時代の恩師のビワ畑に3本ほどのビワの木をお借りしており、今年も4月に摘果と袋掛けの作業をしました。先日、「そろそろ採り頃」とのご連絡をいただき、本日収穫をしてきました。天候の加減で昨年よりも1週間遅い収穫です。

収穫したビワ
収穫したビワ

ビワ畑は自宅から車で1時間半ほどの、淡路島最南端の”灘”という所にあります。お天気が心配だったのですが、朝起きたときは鳥の声が聞こえ雨も降っていなかったので強行出発。洲本あたりで雨がぱらつき始め、ビワ畑へ着く頃には本降りに。用意していった雨合羽を着て収穫を始めました。

ビワ畑はかなりの傾斜地です。加えて粘土質の地盤が雨でとても滑りやすくなっており、一緒に収穫した4人全員が1回は盛大に滑り転びました。収穫が終わる頃には雨もほとんど降り止み、泥と汗にまみれながらもなんとか無事においしいビワをたくさん収穫することができました。ただ、今年は日照不足など天候の具合か、小粒のものが多かったように思います。

灘はビワの産地で、周りにもたくさんのビワ畑が拡がっています。この時期、ビワ農家さんたちは家族総出の収穫作業になるそうです。海に向かって傾斜しているビワ畑は景色もよく、沼島を正面に見ることができるのですが、今日はあいにく霧にかすんでいました。

ビワ畑から見た沼島
ビワ畑から見た沼島

工房では、私は今、モビールの試作をしています。昨年個展をさせて頂いたサンコアさん(岡山県玉野市)から、”夏の企画展”にお声を掛けていただきました。いろいろなジャンルの作家さんが製作したモビールを展示・販売するというイベントで、夫と私各々で参加させていただくことになりました。

”モビール”、見たことはありますが作るのは初めてです。木工屋ですから、素材としては「木」を使います。とにかく『作って楽しく、見て楽しいこと』を念頭に、小さくて少ない私のアイデアの引き出しの隅をつついたりひっくり返したりしておおまかなイメージをつかむことから始めました。1つ思いつくとそこからいろいろと考えが膨らんで楽しい空想に…。木でできること、できないこと,重さ,見え方など、試作をしながら今いろいろ確認している段階です。まだまだ全容を明らかにすることはできませんが、ごく一部をシルエットで。

モビールの試作中
モビールの試作中

完成した姿は、8月のイベントの様子とともにご報告させていただきます。乞うご期待!?

工房の庭で古い火鉢で飼っているメダカの産卵が始まりました。ほおっておくと親メダカがエサ代わりに食べてしまうので、一部の卵を保護し、孵化を待っているところです。来週は孵化がご報告できると思います。(Ku)