本福寺にて

丸スツール
丸スツール

今週は、近くにある本福寺に、新しくできた『丸スツール』の写真を撮影しに行ってきました。

以前から何度か見学に伺い、斬新で神秘的な雰囲気がとても気に入っていたので、思いきって本福寺のご住職に撮影したい旨お願いしたところ、快く了解してくださいました。

本福寺には、安藤忠雄氏の設計による「水御堂」というコンクリート造りの本堂があります。蓮の池の下に本堂があるというとても不思議な造りになっています。

お寺に着くと、ちょうど朝日が射し込み始めていて、敷き詰められた玉石やコンクリートで造られた長大な曲面の壁(俗界と聖界の境界を表しているそうです)がとても神秘的な空間を作り上げていました。

写真左側の茶色の方は、拭漆仕上げ、右側はオイル仕上げです。寸法等の詳細や、アップ写真は、後日改めてホームページの「作品」ページでご紹介させていただきます。

水御堂のスイレン
水御堂のスイレン

本堂屋根の蓮池には、スイレンの花が咲いていました。(Hi)

フレミッシュ織り用の額

ホームページの、『最近の製作から』の中でご紹介した作品をこちらに移動させていただきます。

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今回は、7月15日にホームページに掲載した額です。

フレミッシュ織り用の額
フレミッシュ織り用の額

知り合いの『フレミッシュ織』の作家さんからのご依頼で作品を飾る額を製作しました。

作品の質感がよく分かる、ガラス無しの額です。

きはだをオイルステインで着色し、蜜蝋ワックスで仕上げました。

『フレミッシュ織り』とは、スウェーデンで古くから受け継がれてきた手工芸で、伝統的な模様や、風景などの図柄を織り込んでいく絵織物です。完成までにはたいへんな時間がかかるそうです。

ていねいに織り込まれた、素敵な作品を入れていただき、光栄です。(Ku)

玄関椅子

これから、新しく作ったいろいろな作品や製作過程を、このブログの中でご紹介していきたいと思っております。

手はじめに、ホームページの、『最近の製作から』の中でご紹介した2点の作品をこちらに移動させていただきます。

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今回は6月30日にホームページに掲載した玄関椅子です。

玄関椅子
玄関椅子

新築のお祝いに、座って靴の脱ぎ着などの簡単な身支度をするための、玄関に置ける椅子を贈りたいとのご要望で製作しました。

座版と脚は栗、肘掛けは桂を使用し、オイルを塗って仕上げました。

使い込むにつれて深まっていくツヤを愉しんでいただけたらと思います。(Ku)