楽しいモビール展

サンコアさん
サンコアさん

モビール展が始まりました。初日6日にはオープニングレセプション参加も兼ねて、会場となっているギャラリー”サンコア”さん(岡山県玉野市)に出掛けてきました。

ところ狭しと展示されたたくさんのモビール。出展者は40人を越え、しかも2点,3点と複数出品されている方もあり、作品数は60前後になっているのではないでしょうか。

天井から吊るタイプ以外にも、卓上型や床に置くモビール,湯飲みの中に入っているものや、なんと平面のモビールまで…。

モビール展-1
モビール展-1

手前に写っているのはアクロバットをしている女性の塑像のモビール。今回の企画実行委員の方の作品です。その向こうに私たちの『夜間飛行』と『かれい?なヒラメ?』が見えます。奥のテーブルの上は卓上型のモビールです。

現代アートの作家さんも多く、”日常の道具”である家具を作っている私たちにとっては素材や構成が非常に新鮮で、驚きの連続でした。木の実や空き缶,お菓子など、思いもしなかった素材も…。

モビール展-2
モビール展-2

こちらは私の『たまたま、お・さ・か・な』。

オープニングレセプションでは、普段ほとんどお会いする機会のない、アートの作家さんたちとお話しすることができ、貴重な刺激をいただきました。

”モビール展”は、8月19日(金)まで開催しております。是非、空気の流れを感じる楽しい空間にお立ち寄りください。(Ku)

いよいよモビール展

いよいよ今週末から、サンコアさん(岡山県玉野市)での”モビール展”が始まります。

2人とも、初めてつくるモビールに試行錯誤でしたがなんとか無事に完成し、昨日ギャラリーに発送いたしました。明日、実行委員の方が展示をしてくださるとのこと。

私たちも初日6日(土)の昼には会場に着く予定で出掛けます。40人もの作家さんのモビールが一堂に展示された様子は想像すらできず、今からワクワク楽しみです。

では、私たちが製作したモビールを簡単にご紹介させていただきます。写真に撮るとどうしても背景と入り交じってしまううえ、空気の流れで常に揺れ動いているのでなかなか全体をきれいに写すことができません。是非会場で実物をご覧ください。

『夜間飛行』
『夜間飛行』

拭漆仕上げの飛行機のモビール(製作:太田秀世)。下から見上げる形で写真を撮ってみました。

先日孵化したメダカの姿を見ていて飛行機本体の形をイメージしたそうです。大きめの”隊長機”と小さめの3機が月を目指して編隊飛行。不思議なことに、みな同じ方向を向いていることが多いです。翼の端にワンポイントで着色しました。

『たまたま、お・さ・か・な』
『たまたま、お・さ・か・な』

まーるい形の海のいきものたちのモビール(製作:太田久美子)。

以前からお風呂のおもちゃとして、魚やタコ,クジラなどを丸い形にデザインしたひのきの糸鋸細工を作っていました。今回、新しい形をいくつか考え、サイズの異なるものと組み合わせてモビールにしてみました。光が後ろから当たるとシルエットが浮かび上がり、ちょっとおとぼけなデザインとはまた趣の異なる姿を見せてくれます。

『かれい?なヒラメ?』
『かれい?なヒラメ?』

カレイとヒラメのモビール(製作:太田久美子)。

そもそも”モビール”って何?というところから入った私たち。調べてみると「動く彫刻の一種」とのこと。そこで一番に私の頭に浮かんだのが”干物”だったのです。港町などで風に揺れている魚やタコの干物…。これも立派なモビールでは?で、作ったのがこれ。カレイやヒラメの反った姿を表現したくて、ちょっと厚めの木から削り出しました。ちょうど木目が魚の模様のようです。眼のある側を変えてヒラメとカレイを取り混ぜてあります。是非実物でご確認を。

とにかく、考えるのも作るのも楽しくて楽しくて…。今回の企画にお声をかけていただいたことにとても感謝しています。

サンコア”モビール展”の会期は8月6日(土)~19日(金)です。

初日6日の午後は私たちも会場におります。会場でお会いしましょう!!(Ku)

第11回ひめじクラフトアートフェア

14日(土),15日(日)は、『第11回ひめじクラフトアートフェア』に参加してきました。

2日間とも、週前半のぐずついたお天気がウソのような快晴に恵まれました。たくさんのお客様にご来場いただき、とてもにぎやかなクラフトフェアでした。おかげさまでとても楽しい時間を過ごさせていただきました。

2011年ひめじクラフト-1
2011年ひめじクラフト-1

総勢164組の参加者それぞれが建てた色とりどりのテントが公園いっぱいに並ぶ光景はなかなか見応えがあります。中にはそのまま住めそうな展示用の小屋を建ててしまう方もいて、びっくりしてしまいます。

上の写真は私たちのテントです。今回は、椅子,スツール,棚などの家具の他、額や鏡,花入れ,トレイなどを展示しました。今年は「夫婦枠」で出展させて頂いたので、私が作っている「もりのこマグネット」やストラップ,糸鋸細工などの小物も展示させていただきました。

テントの後ろの方に見えるのは、大修理中の姫路城の後ろ姿です。後ろ側にはお城の絵は無いのですが…。

ひめじクラフトご案内
ひめじクラフトご案内

4m×4mという限られたスペースで、いかに見やすく展示をするかが思案のしどころです。今年は額や鏡などを飾る「壁」を用意し、昨年よりもちょっと進化しました。

2日間を通してたくさんのお客様ととても楽しくお話しをさせていただきました。ありがとうございました。昨年に引き続いて来て下さったお客様もおられ、とても嬉しかったです。

また来年も出展できるよう、1年間精進したいと思います。

2日目の昼食には、食のコーナーに出店されていて気になっていた『揚げピザカルツォーネ』をいただきました。揚げたてアツアツの生地の中にチーズやトマトソースが詰まっていてとてもおいしかったです。写真を撮る間もなくハフハフ言いながらぺろっと平らげてしましました。

もみじのトンネル
もみじのトンネル

会場は姫路城の裏側ですが駐車場は表側にありますので、朝晩の会場への行き来にはお城の内堀に沿った遊歩道を歩くことになります。ちょうど天守の横くらいになるのでしょうか、立派なモミジ並木があり、苔むした土手の幹から枝が雲のように拡がり、まるでトンネルのようです。新緑の葉の隙間から夕陽が差し込み、とてもきれいでした。(Ku)

5月の風景とひめじクラフトのご案内

5月に入り、淡路島では玉ねぎの収穫の真っ盛りです。

収穫の始まった玉ねぎ畑
収穫の始まった玉ねぎ畑

工房へ通う道沿いの玉ねぎ畑でも収穫が始まりました。農家さんが家族総出で収穫し、コンテナへ詰めています。この付近ではコンテナで保管しているところが多いようですが、もう少し南の方へ行くと、玉ねぎを吊して保管する「タマネギ小屋」が畑のかたわらに建っているのがそこここで見られます。

畑のタマネギ
畑のタマネギ

収穫が終わると、玉ねぎ畑が今度は田んぼに変わり、田植えが始まります。それまで青々と玉ねぎの葉が茂っていた所が水田に変わるのでちょっとびっくりです。

淡路島の玉ねぎは、肉厚で甘みが強いのが特徴です。道ばたで袋詰めにされた玉ねぎが売られているのは淡路島ならではの風景ではないでしょうか。

窓から外を眺めるカメ
窓から外を眺めるカメ

暖かくなったので、我が家のリクガメ、”ほじほじ君”も活動的です。食欲も旺盛で、先日も「これは食べれんじゃろう」とちょっと意地悪気分で入れてやった巨大なブロッコリーをぺろっと平らげてしまい、びっくりしました。狭いケージにとじ込められているのが気に入らないのか、ケージの隅を掘ろうとゴトゴト(甲羅がガラスに当たって音がします)始めるので、休みで私が家にいる日はときどきケージから出して家の中を自由に散歩させてやります。

窓が開いていると、必ずそこでじっと外を眺めます。何を見ているのでしょうか…。物思いにふけっているような後ろ姿が好きです。

姫路クラフト・アートフェアのポスター
姫路クラフト・アートフェアのポスター

さて、来週末は『ひめじクラフト・アートフェア』が開催されます。姫路城のすぐ裏手にある公園で、木工,焼き物,ガラス,金属,布,皮革など、様々な分野のクラフトマンが各自テントを並べて自作の作品を展示・販売するイベントです。

昨年初めて参加させて頂いたのですが、青空の下でのお客様とのふれ合いや、他の作家さん達とのお話しなどとても楽しい2日間でした。今年も応募させて頂いたところ、無事に審査を通り参加できることになりました。

パンやお弁当などの食べ物屋さんの出店も楽しみです。今年はピザもあるとか。お天気の心配や、砂ぼこり,直射日光をいかに避けるかなど、野外ならではの工夫は必要ですが、来場者も出展者もお祭り気分で楽しめるのが野外クラフトフェアの良いところだと思います。

14日(土曜日)の10:00~17:00,15日(日曜日)の9:00~16:00、123番ブースにて2人でお待ちしておりますので、是非お出掛けください。雨天決行です!!

会場へのアクセスなど、詳しくは『ひめじクラフト・アートフェア』のホームページ(http://wood-top.com/craft/index.html)をごらんください。(Ku)

三田手仕事展(2011.春)

昨日(4月2日)、春の『三田手仕事展』が開催されました。昨年の春,秋に続き、3回目になります。

今回は、染,織り,縫い,縮緬細工,焼きもの,とんぼ玉,漆,木工など、総勢14名の手仕事作家が参加したにぎやかな会になりました。山野草や焼き菓子,天然酵母のパンの出品もあり、とても楽しい1日でした。

少々冷え込んだものの、お天気にも恵まれ、たくさんのお客様が脚をお運びくださいました。ありがとうございました。

2011春の三田手仕事展
2011春の三田手仕事展

私たちは、四方棚,玄関椅子,スツールのほか、鏡,花入れ,短冊額,カトラリーなどの小物を出品させていただきました。

前回に引き続き、今回もワークショップに挑戦しました。

今回は、写真中央付近の、壁に掛かっているちょっと大きめの”吊り飾り棚”を組み立てるという内容でした。小物インテリアのほか、調味料や食器のディスプレイなどいろいろな用途にお使いいただける吊り棚で、おかげさまでご好評をいただきました。

前回のワークショップでは、組立にクギを使用したため金鎚の音で周りにご迷惑をかけてしまったため、今回は木ねじで組み立てるようにしました。前回よりもサイズは大きいのですが、部材の数を少なくしたため作業は簡単になり、みなさん無事に組み立ててお持ち帰りいただくことができました。

また次回、より楽しいワークショップができるよう知恵をしぼりたいと思っておりますので、楽しみにお待ちください。

次回の三田手仕事展は、秋の会、10月1日(土)の予定です。三田の古民家『縁』にてお待ちしておりますので、是非ご来場ください。(Ku)

【お詫び】 勝手ながら、秋の三田手仕事展は都合により出展をお休みさせていただきます。手仕事展は予定通り開催されますので、是非お出掛けください。なお、来春の手仕事展には出展の予定ですのでよろしくお願いいたします。(2011.8.21)

秋の「三田手仕事展」

三田手仕事展会場
三田手仕事展会場

昨日、10月2日は、秋の『三田手仕事展』に参加しました。

春に続いて2回目の参加です。

会場の、三田ほんまち交流館 “縁”は、三田本町通りに面する古くからの秤屋さんを改築した多目的利用スペースです。

むき出しの太い梁と広い土間、縁側のある中庭など、古民家の雰囲気が強く残った、とても落ち着いた空間です。

今回は裂き織り、焼き物、縫い物、漆、山野草、焼き菓子など、総勢10名が参加し、手塩にかけた手仕事の数々を展示・販売しました。

心配されたお天気もなんとかもち、偶然重なったお祭りの山車が会場の前を通るというおまけ付きでした。

たくさんのお客様においでいただき、ありがとうございました。

三田手仕事展

私たちは、この秋の展示会シーズンに向けて製作した引出や棚、小さめの長椅子、丸スツール、子供いすなどをメインにして展示をさせていただきました。

また、主催者の方から声をかけていただき、今回初めてワークショップを行いました。

写真右端で壁に掛かっている小さな飾り棚を作っていただきましたが、ご好評をいただき、おかげさまで用意した10セット全てをお客様の元にお引き渡しすることができました。

なにぶん初めての経験で、金槌で予想以上の大きな音が出てしまったり、釘抜きを忘れたりなど、不十分な点がありました。

参加頂いた方にはご迷惑をお掛けしたと思いますが、次回も、より楽しい企画を用意したいと思っておりますので、これに懲りずにまたご参加ください。

この手仕事展を皮切りに、今月23日からの岡山県玉野市での個展、11月23日からの倉敷での個展と、秋の展示会シーズンに突入です。たくさんのお客様とお会いできるのを楽しみに、がんばって用意を進めていきたいと思っています。

個人的には、今回の手仕事展で購入した山野草(ヒバとシクラメンの原種)を無事に育てるのが当面の目標です。枯らすのは得意なのですが…。(Ku)

 

わたしたちの運命やいかに
わたしたちの運命やいかに…