秋の個展(今年は10月に、岡山県玉野市の『サンコア』さんと、倉敷市の『スペースみき』さんでの開催を予定しています)を控え、現在案内はがきの作製中です。
はがきの作製では、はがきの ”顔” となる作品写真が最大の悩みどころです。シンプルで分かりやすく、でもさりげなくインパクトがあり、”これは実物を見てみたい!!” と思って頂けるような写真になるよういろいろと思案します。
中でも大切なのが ”撮影場所” です。作品の特徴がはっきり分かるよう、できるだけ背景や床面がすっきりしている場所を選びたいのです。
昨日、『スペースみき』さんでの個展用の写真撮影をしました。
今回は、裏板が無く、背景がそのまま向こうに見えてしまう『四方棚』をはがきの ”顔” に選んだので、背景のシンプルさがポイントと考えました(広い壁の前とか、だだっ広い広場とか…)。サイズの関係で、作品とカメラとの距離もそこそこ必要なこともあり、なかなか ”ここぞ” という場所が思い浮かびませんでした。
そこで試しに、 ”県立淡路島公園” に行ってみました。ここは、工房から車で3分ほどのところにあり、公園の前の県道はしょっちゅう通っているのですが、近いが故か一度も行ったことがありませんでした。
とりあえず工房から一番近い、県道沿いの駐車場に車を駐めて公園内に歩いて行くと…。
なんと、ただただ広い芝生広場が目の前に拡がっているではありませんか!
こんなに近くにこんな素敵な場所があったなんて!!!
しかも芝もきちんと手入れされており、芝生の他に目に入るのはわずかな樹木と抜けるような青空のみ。
”今回の写真はここで!” と、2人の意見もまとまり、陽の当たり方も考えて翌朝早くに撮影を行いました。どんな写真になったかは後日、出来上がったDMで紹介させていただきます。
この芝生広場から、淡路インターのあるハイウエイオアシスまでの約5kmが公園として整備されているとのこと。こんどはお弁当と本を持ってゆっくり遊びに行きたいと思っています。
工房のプランターで”綿”が花を開きました。
昨年の倉敷での展示会で、毎回来て下さるお客様が”綿の実” をいくつか下さいました。「春に中の種を播くと芽が出るから」とのことで、5月に播いた数粒の種が無事に育ち、きれいな花を咲かせました。
種類などの詳しいことをお聞きするのを忘れたため、インターネットで調べてみると、アメリカの綿のようです。不思議なことに2日目に花の色がピンクに変わります。花が終わってから実をつけるまで約2ヶ月もかかるとのこと。「綿をためていつか布団をつくるんだ!」と言ったら笑われましたが、綿の実がはじけるのが待ち遠しいです。
昨日、この夏最初のカボチャを収穫しました(坊ちゃんかぼちゃです)。きゅうりはそろそろ終わりのようですが、7月初めの初収穫から、毎日2~3本の収穫がありました。なすは今頃になって葉や茎が茂り、花をたくさん付け始めました。”秋なす”としてしばらく楽しめそうです。
草むしりをすると小さなコオロギが飛び回り、ツクツクボウシも鳴き始めましたが、この暑さでは、まだまだ”残暑”という言葉はしっくりきません。もう少し昼間の暑さがゆるんで欲しいものです。(Ku)