先週作った干し芋は、その後、イタチやネズミに食べられることなく無事に干し上がってきています。
ただ、雨や雪の日もあり、乾燥状態はあと一押しといったところで、もう１日晴天の日に干して出来上がりにしたいと思っています。
さて、先週ちらっと書いた「干し芋づくりのもうひとつのお楽しみ」。
それは、”芋飴” づくりです。
たくさんのお芋を蒸していくと、お芋から蒸気の中に溶け出たでんぷんやら甘みが蒸し鍋の底に溜まり、これを煮詰めると芋飴になるのです。
お芋を蒸かし終えたとき、鍋の底に、お芋のよい香りがする茶色っぽい液体が１．５リットルほど溜まっていました。
これを水あめ状になるまで鍋でゆっくり煮詰めます。
”飴” としては甘みが薄く感じたので、砂糖と少しの塩で味をととのえたうえ、”はったい粉” を投入（”きなこ” でもおいしいようです）。
パン生地のようにまとまるまで、適当にはったい粉を追加しながら練り上げます。
これを棒状に伸ばし、はったい粉をまぶしながら食べやすい大きさに切り分けたら出来上がり。
お芋のほっこり甘い香りと、はったい粉の香ばしい風味の ”げんこつ飴” がたくさん出来上がりました。
なんと素敵な副産物でしょう！おやつがたくさん出来て大満足の干し芋づくりでした。
年が明けてから、なんだかおやつを作ってばかりいるようですが、仕事もちゃんと進めておりますのでご安心を。(Ku)