気球に~乗って~ど~こ~まで行こ~~

以前(2011年)、知り合いの方に気球に乗せていただいたときのことをこのブログで紹介いたしましたが、そのときの感動が忘れられず、今年、また空中散歩を楽しんできました。

この季節、岡山の吉井川河川敷周辺は気球のフィールドになっており、お天気の穏やかな週末には、愛好家の方が気球を楽しまれているそうです。

先月、愛好家のみなさんが集まるイベントがあり、その際のフライトに声を掛けていただきました。

気球からの風景
気球からの風景

当日は、近くの工場の煙突から上る煙がほぼ真っ直ぐにあがるような、風がほとんど無い、とても穏やかなお天気でした。

静かに、でも力強く上昇する心地よさは気球ならではです。

いつの間にか空の上に…

いろいろな気球
いろいろな気球

カラフルなデザインも気球の楽しさのひとつです。

気球にもいろいろあるようで、上の写真中の青い気球は、人が乗る「カゴ」が無く、パイロットがひとり、ブランコのように気球にぶら下がるようなタイプです。

今回私たちが乗せていただいた気球
今回私たちが乗せていただいた気球

赤い気球が、今回私たちが乗せていただいた気球です。

高度によって異なる風向きを利用して移動する気球にとって、ちょっと穏やか過ぎるお天気だったため、パイロットの方は操縦に苦労されていましたが、その分、気球の奥深さにより興味をもちました。

ますます気球が好きになったので、機会があれば、また乗りたいと思っています。

(Ku)

満開の梅

今日は日なたに出るとポカポカするような陽気で、そろそろウグイスの声も聞こえてきそうです。

今、ご近所のお庭で梅の花が満開です。

梅が満開のご近所のお庭
梅が満開のご近所のお庭

「しだれ梅」「南高梅」など、数本の梅の木が、ピンクや白の花を枝いっぱいに咲かせています。

お庭には良い香りがあふれ、ミツバチも梅の花の周りで忙しそうに働いています。

「しだれ梅」の花
「しだれ梅」の花

梅の花の花びらは、一重のものは5枚なのだそうですが、これはずいぶん数が多そうです。

濃い紅色の ”がく” の上にピンク色の ”花びら” が重なり合い、その中央からたくさんの黄色い ”おしべ” が伸び… 。

ひとつひとつの花を近くでじっくり見てもとてもきれいです。

紅梅、白梅が重なり合ってきれいです
紅梅、白梅が重なり合ってきれいです

純白の白い花もとてもきれいです。

こちらの梅では実も獲る予定なのだそうです。

まだまだつぼみもたくさん残っていて、しばらく楽しませていただけそうです。(Ku)

雪が降ったり、霰が降ったり、鳥が捕れたり…

ここしばらくブログの更新がついつい後回しになり、気がつけば前回から1ヶ月以上たってしまいました。

こんなつたないブログにもかかわらず楽しみにしてくださっている皆様、これからはもう少しがんばって更新していきたいと思っていますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

さて、ここ1ヶ月を振り返って一言で表してみると、「雪が降ったり、霰が降ったり、鳥が捕れたり…」といったところでしょうか。

今冬は、鳥取など普段大雪が降らない地域での積雪がニュースになりましたが、淡路でも久しぶりに雪がうっすらと積もりました。

2017年1月20日、霰で真っ白に。
2017年1月20日、霰で真っ白に。

上の写真は雪ではなく、霰です。

この冬は、” 雪 ” よりも、霰が印象的です。

バラバラバラ…ッ」というものすごい音といっしょに霰が降り、辺り一面が真っ白になったことが2,3回ありました。

2017年1月24日、霰混じりの雪
2017年1月24日、霰混じりの雪

これは、霰混じりの雪。

痛そうな雪でした。

そして、鳥。

先日、庭に出てみると、どこかで「バサバサ…」と音がします。

工房の庭には、ヒヨドリやモズをはじめいろいろな鳥が来て、いろいろなものを突っついていきます。

またその辺で鳥がいたずらをしているのだろうと思いましたが、飛び立つ様子も無く、どうも飛び立てないで困っているような音です。

音がする方向を探してみると、いました!!

工房の庭のキンカンは、今年もたくさんの実を着けているのですが、鳥がつつくので、網をかけています。

その網の中に…

キンカンの網の中に鳥が!!
キンカンの網の中に鳥が!!

隙間の無いようにきっちり網を掛けたつもりだったのですが、どこかから入り込んでしまったようです。

このあと、無事に出て行きました
このあと、無事に出て行きました

「ヒヨドリ」だと思っていたのですが、今調べてみたところ、どうも「ヒヨドリ」ではなく、「エゾビタキ」という鳥によく似ています。

「エゾビタキ」は夏はシベリアやカムチャツカ、冬はフィリピン等で過ごす渡り鳥で、渡りの途中に日本に飛来するそうです。

立ち寄った淡路島でついキンカンの実に誘われてしまったのでしょう。

このあと、網の下にできた隙間から出て飛んで行きました。

食いしん坊の鳥さん! 無事に目的地へ飛んで行ってね!!

(Ku)

 

 

新年あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

あれよあれよという間に年末年始が過ぎ去り、今年も無事に仕事始めを迎えることができました。

2人とも健康に新たな年のスタートがきれたことに感謝し、今年もがんばりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

今年は、4月に最初の展示会を予定しております。さきほどホームページの 『展示会案内』 に、今年の展示会の予定を掲載いたしましたので、ぜひご参照ください。

話は変わりますが、一昨年、淡路島で「舌」や有機物の「紐」の付いた 『銅鐸』 がたくさん発見されて大きな話題になりました。

私たちもとても興味を持ち、発掘された実物の銅鐸の展示を見に行ったり、シンポジウムを聞きに行ったりしたのですが、昨年末、これに関するちょっと楽しい体験をしてきました。

出来上がった銅鐸と銅鏡のミニチュア
出来上がった銅鐸と銅鏡のミニチュア

バスターミナルでたまたま手に取った淡路の観光パンフレットで、「淡路文化史料館」(洲本市)で、『銅鐸・銅鏡鋳造体験』 というイベントが開かれること知り、2人で参加してきました。

『銅鐸』 もしくは 『銅鏡』 のどちらかのミニチュアを作るのですが、精巧な鋳型(耐熱ゴム製だそうです)や、低温で熔融する合金等があらかじめ準備されています。

作業内容は、「鍋で熔かした合金を鋳型に流し込む→冷めたら鋳型から取り出す→余分な部分を金鋸やニッパで切り取る→水研ぎペーパーおよび研磨剤で磨いて完成」 というもので、所要時間は1時間ほどでした。

銅鐸にはちゃんと「舌」が付き、銅鏡はピッカピカです
銅鐸にはちゃんと「舌」が付き、銅鏡はピッカピカです

『銅鐸』 は高さが約7cm、『銅鏡』 は直径が約5cmですが、銅鐸には本物同様、「舌」を付けることができ、振ると ” コロンコロン…” と音がしますし、手を真っ黒にしながら磨き上げた銅鏡にはちゃんと顔が映ります。

文様については、『銅鐸』 の方は簡略化されているそうですが、『銅鏡(三角縁神獣鏡)』 はかなり精巧に再現されているとのことで、ルーペで見ると、3体の神様や5体の獣などの細かい文様がきれいに現れています。

本物とは材料も違いますし、用意された鋳型で作っただけですが、古代の人々の暮らしについて興味がさらに深まった、とても楽しい体験でした。(Ku)

初収穫!!

おかげさまで先月のアイビーバザール出展をもちまして、今年の展示会は全て無事終了いたしました。 ありがとうございました。

師走に入り、街に出ればクリスマスソングが流れ、おせち料理の見本や鏡餅が並び、「年賀状の準備はすみましたか?」 などとせき立てられ、気ぜわしくなるばかりです。

「まだ、あと25回も寝なければお正月はやってこないのに … 。」 などと、街の喧噪を横目にちょっとのんびりしている私たちですが、人間の 「のんびり」 なんてたかがしれているようです。

10年程前に工房の庭に植えたユズに、今年やっと実が着きました。

初めて実を付けたユズの木
初めて実を付けたユズの木

工房を構えて来年の春で丸13年になります。

初めの1,2年のうちに植えた何本かの木の中の1本ですから、植えてからゆうに10年は経っています。

しかも、既にある程度の大きさの苗木を植えたのですから、まさに 『桃栗三年柿八年、柚子の大バカ十八年』 です。

『桃栗三年 … 』 のことわざは、「何事も、事を成すにはそれなりの年月がかかる」 という意味もあるそうです。

初収穫のユズ
初収穫のユズ

初収穫は8個。

なんだかとっても嬉しかったので、ご近所にもおすそ分けして、あとは何に使うか思案中です。

来年はいくつ生るかな? (Ku)

 

今週末、もういちど倉敷へ。

おかげさまで、今回で12回目を迎えた倉敷での展示会も無事に終了いたしました。

天候にも恵まれ、搬入から搬出、そして淡路への帰着まで、とても順調に行うことができました。

直前までのぽかぽか陽気とはうって変わり、初日から急に冬に変わったかのような冷え込みでしたが、たくさんのお客様に脚を運んでいただき、とても充実した1週間を過ごすことができました。

ありがとうございました。

倉敷での展示の様子-1 (2016)
倉敷での展示の様子-1 (2016)

日が暮れて外が暗くなると、古民家を改装したギャラリー内の落ち着いた雰囲気がいっそう引き立ちます。

写真奥に展示してあるのが、今回ご案内のDMで紹介しました 『 積重ねの棚 』 です。

DMの写真は3段を重ねた状態でしたが、今回は5段積み重ねて展示しました。

倉敷での展示の様子-2 (2016)
倉敷での展示の様子-2 (2016)

写真左奥の収納棚は、今年6月の淡路での展示会の際にご注文をいただいたものです。

「 実家を取り壊す際に、造り付けの棚から取り外して持ち帰ったガラス戸を活かした家具を」 というご相談を頂いて製作した収納棚なのですが、納品直前のものをご無理をお願いして展示させていただきました。

この収納棚については、また後日改めて紹介させていただく予定です。

淡路に帰り、ここ数日は、展示会前にバタバタとちらかし放題だった工房や家の中を片付けたり、後回しにしていた畑の手入れなどを行っていたのですが、今週末、もういちど倉敷へ出掛けます。

2016年アイビーバザールのご案内
2016年アイビーバザールのご案内

私たちにとっては、今年最後の展示の場になる、「IVY Buzzurl 」(倉敷アイビースクエア内)に参加いたします。

陶芸、ガラス、金工、布、革、花、絵、木工など、様々な分野の作り手約40組が、歴史ある煉瓦造りの建物内に集います。

10番ブースでお待ちしておりますので、紅葉が見頃を迎えた秋の倉敷観光を兼ねて、ぜひ脚をお運びください。 (Ku)