サンシャインホールでの展示会が無事終了しました。

地元淡路市での展示会は、お天気にも恵まれ、無事に終了いたしました。

展示会をご紹介いただいた新聞をご覧になってお越しくださった方も多く、たくさんの方と、楽しく、有意義なお話しをさせていただきました。

イノシシやキジしか来ないような人里離れた作業場で製作をしていると、つい独りよがりになりがちなので、展示会でいろいろな方のご感想をうかがったりすることはとても貴重な時間になります。

ご来場くださった皆様、ほんとうにありがとうございました。

サンシャインホールでの展示の様子(2014-1)
サンシャインホールでの展示の様子(2014-1)
サンシャインホールでの展示の様子(2014-2)
サンシャインホールでの展示の様子(2014-2)

3月に始まった今年前半の展示会シーズン。今回の展示会で無事に終えることができました。

今からは、これまでにご注文頂いたものの製作と、秋の展示会や公募展に向けての準備になります。

これからの夏の暑さが少々思いやられますが、お客様に喜んでいただけるよう、がんばっていきたいと思います。

展示会の間、ほとんどほったらかしになっていた工房の畑。

ソラマメが終わっていたので、残っていた実を穫りながら片付けたところ、育ち過ぎて硬くなってしまったものや、まだ小さな実などで小鍋がいっぱいになりました。

私達が一番好きな塩ゆでに向いている食べ頃の実を除いて、残りは全てポタージュスープにしました。

5リットルのソラマメスープ
5リットルのソラマメスープ

マメの量に合わせて作ったところ、なんと5リットル (!! ) ものおいしいソラマメスープになりました。

冷蔵庫で冷やして、毎日朝食でいただいています。

さあ、ソラマメの後には何を育てましょうか。

育てやすくて、おいしくて、たくさん穫れるものを検討中です。(Ku)

展示会シーズンの幕開け

梅の花もほころび始め、春は確実に近づいていますが、まだまだ寒い日が続いています。

でも、寒いとばかりいってもいられません。

3月19(水)からの5日間、南あわじ市の、手作り雑貨と生活雑貨のお店 『そらみどう』 さんで、今年の展示会シーズンの幕開けを迎えます。(http://soramidou.com/-外部リンク-)

展示会まであと約1週間。

現在工房では、コモノの製作など、詰めの作業に大わらわです。

おいでくださるお客様に少しでも楽しんでいただけるよう、薪ストーブで焼いた干し芋をおやつにがんばっています。

『そらみどう』さんでの展示会のご案内-1
『そらみどう』さんでの展示会のご案内-1
『そらみどう』さんでの展示会のご案内-2
『そらみどう』さんでの展示会のご案内-2

椅子や棚などの家具のほか、モビールなどの楽しいコモノもたくさん展示いたしますので、どうぞお気軽にお越しください。

注文製作や、家具のリフォームなども承りますので、お気軽にご相談ください。

お話しは変わりますが… 、

お気に入りのケチャップ
お気に入りのケチャップ

私達のお気に入りの ”ナガノトマトのケチャップ”。

小諸に住んでいるときに知って以来、「ケチャップはこれ!!」 と決めています。

まろやかな甘みと、クセのないトマトのうまみがたまりません。

淡路に引っ越してすぐ、近くのドラッグストアに売っているのを見つけて大喜びしたのですが数年前に扱いが無くなり、他社製品で我慢していたところ、通販で購入できることを知りました。

1kg入りはなかなかの迫力ですが、パスタソースやハンバーグのソースなど、1年の賞味期限を待たずに空になっていきます。

500g入りなどもありますので、スーパーなどで見かけたら是非試してみてくださいね。(決してナガノトマトの回し者ではございません。)(Ku)

今年もイカナゴ、解禁です!

3月になりました。

思いがけぬ2月の大雪から一転、工房ではウグイスの鳴き声が聞こえ始め、瀬戸内に春の訪れを告げる 『イカナゴの新子漁』 が2月28日にようやく解禁となりました。

この季節になると、ご近所さんと顔を合わせても、『どこどこのスーパーではいくらだった…』 とか、『ことしは少し多めに炊いて…』 などと、自然とイカナゴの話題で盛り上がります。

冬の冷え込みが厳しかったせいなのか、今年はイカナゴの産卵量が少なく、不漁が予想されているそうなのですが、我が家でも、様子を見つつ、少しでもいいので恒例の 『クギ煮』 を作り、春の味を楽しみたいなぁと話しています。

今春は3月19日~23日のあいだ、南あわじの 『そらみどう』 というギャラリーで展示会(※)を予定しております。以前よりご注文頂き、お待ち頂いているものの製作の段取りをたてながら、合間にコモノの補充などに追われ、少し慌ただしい毎日を送っております。

イチジクの植え替えや、畑の手入れもしなければ…

春は何かと忙しい季節です。(Hi)

※『そらみどう』 さんでの展示会の詳細は、ホームページに掲載いたしておりますが、来週このブログでもご案内する予定でおります。

干し芋づくりのもうひとつのお楽しみ

先週作った干し芋は、その後、イタチやネズミに食べられることなく無事に干し上がってきています。

ただ、雨や雪の日もあり、乾燥状態はあと一押しといったところで、もう1日晴天の日に干して出来上がりにしたいと思っています。

さて、先週ちらっと書いた「干し芋づくりのもうひとつのお楽しみ」。

それは、”芋飴” づくりです。

たくさんのお芋を蒸していくと、お芋から蒸気の中に溶け出たでんぷんやら甘みが蒸し鍋の底に溜まり、これを煮詰めると芋飴になるのです。

だいぶ煮詰まった”芋飴”
だいぶ煮詰まった”芋飴”

お芋を蒸かし終えたとき、鍋の底に、お芋のよい香りがする茶色っぽい液体が1.5リットルほど溜まっていました。

これを水あめ状になるまで鍋でゆっくり煮詰めます。

”飴” としては甘みが薄く感じたので、砂糖と少しの塩で味をととのえたうえ、”はったい粉” を投入(”きなこ” でもおいしいようです)。

”はったい粉”を投入した芋飴
”はったい粉”を投入した芋飴

パン生地のようにまとまるまで、適当にはったい粉を追加しながら練り上げます。

練り上がった芋飴
練り上がった芋飴

これを棒状に伸ばし、はったい粉をまぶしながら食べやすい大きさに切り分けたら出来上がり。

出来上がった芋飴
出来上がった芋飴

お芋のほっこり甘い香りと、はったい粉の香ばしい風味の ”げんこつ飴” がたくさん出来上がりました。

なんと素敵な副産物でしょう!おやつがたくさん出来て大満足の干し芋づくりでした。

年が明けてから、なんだかおやつを作ってばかりいるようですが、仕事もちゃんと進めておりますのでご安心を。(Ku)

”干し芋作戦” は終盤を迎えました

昨年、芋作りから始めた ”干し芋作戦” は静かに着々と進行し、終盤を迎えました。

10月に収穫した干し芋用のさつまいも 「タマユタカ」達 は、ネズミの襲撃を避けるべく、オーバーハング状に設置したコンテナの中で約3ヶ月の熟成期間を過ごしました。

この間、自宅の台所で2回ほど、少しのお芋で試作をし、ほどよい蒸し時間や芋の厚さなどを探っておりました。

そして、晴天が2,3日続くと見込まれたこの月曜日、いよいよ干し芋への加工に踏み切りました。

土をしっかり洗い流すとともに、傷んだ部分を取り除き、蒸し器へ。

いもを蒸しています
お芋を蒸しています

普段家で使っている鍋ではとても追いつかないので、餅つきのときに使う大きな蒸し器とコンロを実家から借りてきました。

2段のセイロにおいもを詰め込んで、じっくり蒸すこと約2時間。

蒸し上がったおいも
蒸し上がったお芋

竹串がスッと通るようになったら蒸し上がり。

アツアツのうちに皮をむきます。

それはそれは熱いので、2人で 「熱っ!熱~っ!」 と大騒ぎ…

皮をむいたお芋
皮をむいたお芋

熱い間はきれいに切れないので、冷めるまで待ちます(この日はできるだけホコリが出ない作業をしました)。

切ってザルに並べたお芋
切ってザルに並べたお芋

冷めたら、1cmほどの厚さに切って、ザルに並べます。

切って並べているだけのはずなのに、なぜかときどき口が動き、お腹がふくれます。

2段のセイロで2回分のお芋は、おおきなザル6枚と、3段の干し網と、2人分のお腹いっぱいになりました。

お芋、干しています
お芋、干しています

あとはときどき裏返しながら、晴れた日に7日ほど干すだけ。

でも、山の中ならではのたくさんの敵が狙っているので油断大敵です。

干している間はカラスやノラネコにいたずらされないよう、しっかり網をかけて。夜間部屋に取り込んでいる間はネズミやイタチに食べられないよう扉や窓をしっかり閉めて。

順調にいけば来週早々においしい干し芋がたくさんできあがるはずです。

実はこの干し芋作りにはもうひとつおまけの楽しみが…。

それはまた後日ということで。(Ku)

またまた、冬のおやつ

ご近所から、長さが10cmほどもある、と~っても立派な干し柿をいただきました。

もちろんそのままいただいてもおいしそうだっったのですが、表面にちょっと(いやいや、たっぷり?)ブランデーを塗って一晩おいたものを、薪ストーブで炙ってみました。

薪ストーブで炙った”干し柿”
薪ストーブで炙った”干し柿”

強火の遠火でじっくりと、表面に少し焦げ目が付くぐらい焼いたものをほおばると…

ホカホカと温かく、甘~くねっとりとした食感とともに、ブランデーのよい香りが拡がり、

” う…うまい!!!”

そのまま食べるよりも柔らかく、甘みも強く感じました。焦げ目の香ばしさとブランデーの香りもたまりません。

機会があったら是非お試しください。(Ku)