まんまるいきれいなお月様が、ぽっかりと空に浮かんだ ”中秋の名月” の木曜日。
お月見だんごの代わりに、冷たい ”白玉ぜんざい” を作りました。

もっちもちツルンツルンの白玉だんごは2人の大好物(簡単に作れるし…)。
お月様のことはすっかり忘れておいしくいただきました。
さて、食欲の秋は、芸術の秋。
10月の「たんばクラフト」、11月には倉敷での展示会が控えており、現在、新作の製作やコモノの補充などの準備を進めています。

これは、製作中の「小椅子」です。
実はこの春に”旋盤” を導入しました。
まだまだ使いこなすまではいかないのですが、これまで手作業で削りだしていた丸棒や、スツールの丸い座面などを、ずっと手際よく加工できるようになりました。
上の写真に写っている ”カノポス壺” のようなものは、旋盤で加工した小椅子の脚の部材です。これをさらに手道具で削り、刃物の跡を付けてざっくりと落ち着いた雰囲気に仕上げていきます。
涼しくなって仕事もはかどるようになりました。展示会に来て下さるお客様に喜んでいただけるよう、しっかりと準備していきたいと思います。

お隣の方が植木鉢で(!!)育てられているりんごの実をくださいました。
盆栽などでよく目にする”姫りんご”ではなく、直径6~7cmはある立派なりんごです。
今年は数は少ないけれど、大きな実がついたとのこと。
どんな味がするのか、いただくのが楽しみです(あ、やっぱり食欲の秋で終わってしまいました)。(Ku)